2015年1月15日、フォルクスワーゲンは独ウォルフスブルクにあるアウトシュタットで新型ポロR WRCを披露した。
2015年のシーズン開幕を前に、新デザインのポロR WRCが公開された。

2代目ポロR WRCは、フロント部のカラーがホワイトからダークブルーに変わりイメージを一新。「POLO」の文字が描かれた大型のエアインテークが、ボンネット下に潜む318psのハイパワーエンジンを誇示するかのようだ。


そしてサイドはダークブルーからブルーとホワイト、そして、リヤ部分をホワイトとすることでダイナミックな印象を与えている。レッドブル、カストロール、フォルクスワーゲン フィナンシャル サービス、ミシュラン、ZF(ザックス)、OMPといったパートナー会社のロゴの配置も変更となった。


リヤウイングの形状も変更。さらに、マシーンの効率や信頼性、パフォーマンスも進化したという。なかでも、パドルシフトの採用は操作性の向上に大いに貢献することになりそうだ。


ドライバーは、2013年と2014年のチャンピオンであるセバスチャン・オジェに加えて、ヤリ-マティ・ラトバラ、アンドレアス・ミケルセンで、2014年と同じ顔ぶれだ。


2015年、フォルクスワーゲンはタイトルを守れるのか? 伝統のラリー・モンテカルロは1月22日にスタートする。


(Text by S.Ubukata)