※写真は欧州仕様
「ゴルフGTI」の弟分である「ポロGTI」が、標準モデル同様、マイナーチェンジを実施し、日本でも発売となった。
これまでのポロGTIは、1.4 TSI"ツインチャージャー"を搭載していたが、新型では1.8 TSI"シングルチャージャー"を採用。これにより、最高出力は179psから192psに向上。最大トルクの25.5kgmは同じ数値だが、発生回転数が2000rpmから1250rpmに下がり、より低い回転数から力強い加速が得られる特性になった。
トランスミッションは乾式単板クラッチを用いた7速DSG。遅れてマニュアルが導入される予定で、ディーラーでの受注がそろそろ始まるという情報もある。
エクステリアでは、フォルクスワーゲンとしては日本初のLEDヘッドライトをオプションとして設定(16万2000円)したのがハイライトのひとつだ。フロントフォグランプは標準装備。新デザインの17インチアルミホイールもポロGTIの精悍なイメージを強調している。
インテリアは、天井やピラー、ドアの内張などをブラックで統一するとともに、伝統のタータンチェック柄のシートがGTIらしさを強めている。オプションでアルカンターラ&レザレットスポーツシート(16万2000円)を選ぶことも可能だ。
標準グレード同様、メーターパネルやセンタークラスターのデザインは一新され、ゴルフGTIの弟分にふさわしい仕上がりを見せている。
純正ナビゲーションシステム「714SDCW」(19万9260円)はラインオプションとして選択が可能だ。
ボディカラーは、ピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクト、フラッシュレッド、リフレックスシルバーメタリックの4色。価格は334万2000円。オプションの電動パノラマスライディングルーフは12万9600円。
(Text by S.Ubukata)