2015年2月19日、フォルクスワーゲンAGは、3月3日のプレスデイで開幕するジュネーブショーにおいて、新型「パサート オールトラック」を初公開すると発表した。

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日本ではまだ発売前の新型パサートだが、ヨーロッパでは早くも新しいバリエーションが発表となる。

「パサート オールトラック」は7代目パサートで誕生したクロスオーバー。新型「パサート オールトラック」は、8代目パサートヴァリアントをベースに、フルタイム4WDの4MOTIONと27.5mm高い最低地上高、オフロード走行に適したエクステリアにより、高い走破性を手に入れている。


パサート オールトラックのエクステリアは、前後バンパーに装着されるアンダーカバーをはじめ、サイドシルエクステンション、フェンダーアーチモールなどにより、SUVテイストのデザインを実現。さらに、最低地上高を27.5mm引き上げることで、悪路走破性を高めている。


駆動方式は、全車に4MOTIONを採用。オフロード走行に適した「オフロードモード」を用意するほか、ヒルスタートアシスト/ヒルディセントアシストが利用できる。


エンジンはガソリンが150psと220psのTSI、ディーゼルが150ps、190ps、240psのTDIが用意される。組み合わされるトランスミッションは、220psのTSIはDSGが標準で、他のエンジンには6速マニュアルが標準、DSGがオプションとなる。


ヨーロッパでは、2015年9月末から販売が開始される。果たして、日本への導入は?

(Text by S.Ubukata)