今年で34回目を迎える「GTIミーティング」に向けて、特別なゴルフGTIの製作が佳境を迎えている。
写真は、「GTIミーティング2015」のチームメンバー。ウォルフスブルクを拠点とするこのチームは、フォルクスワーゲンの職業教育施設の実習生をはじめ、フォルクスワーゲンやグループ会社の若いスペシャリストで構成される。


チームは職業教育の一環として、5月13日から16日まで、オーストリアのヴェルター湖畔で開催される「GTIミーティング」に出展するためのGTIを製作する。下の写真は2014年のGTIミーティングで披露された「ゴルフGTIウォルフスブルクエディション」だ。


2014年秋にゴルフGTIのホワイトボディを手に入れたチームは、「夢のGTI」についてディスカッションを重ね、デザインやサウンド、走りの方向性を決めていった。

そして、必要なパーツを手配し、クルマを組み立て、自分たちで塗装を施し、一台のクルマに仕上げていく。


現時点ではその詳細は一切明らかにされていないが、約6週間後には大勢のGTIファンの前に、彼らの夢のGTIが登場するはずだ。

果たしてどんなクルマに仕上がるのか、その姿を見るのが楽しみだ。


(Text by S.Ubukata)