フォルクスワーゲンは、2015年9月15日のプレスデイで開幕するフランクフルトショーで、「ゴルフGTIクラブスポーツ」の量産タイプを公開する。

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2015年のGTIミーティングに登場した「ゴルフGTIクラブスポーツ」。その量産タイプがフランクフルトショー会場にやってくる。


ゴルフGTIクラブスポーツは、ゴルフGTIの40周年を記念して2016年初めに市販が予定されているモデルだ。

専用デザインの前後バンパーやサイドスカートに加えて、分割タイプのリヤスポイラー、18インチホイール、そしてブラックに塗られたルーフがオリジナルのGTIとは異なる、より精悍なイメージを醸し出している。


また、インテリアは、ヘッドレスト一体型のスポーツシートや12時の位置に赤のマーキングが施されるアルカンターラ巻ステアリングホイール、ブラックのルーフライニングなどによりスポーティさを強めている。


エンジンは、最高出力265psの2.0 TSI。10秒以内なら瞬間的に10%パワーアップ可能なブースト機能を搭載する。0-100km/h加速は6速MT仕様で6.0秒、6速DSGなら5.9秒をマークする。

最高速は250km/h(DSGは249km/h)に達するという。


価格についてはいまのところ発表がないが、おそらくフランクフルトショーで明らかになるはずだ。気になるのは日本に導入されるかどうかということだが、過去に「GTIピレリ」や「GTIエディション35」を導入しているVGJだけに、GTIクラブスポーツの導入も大いに期待したい。

(Text by S.Ubukata)