2015年6月30日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、「ザ・ビートル」のエントリーグレードである「ザ・ビートル・ベース」を発表し、7月7日から販売を開始する。
ザ・ビートル・ベースは、ザ・ビートルとしては最も低価格の229万9000円という設定で、ボディカラーはトルネードレッド、ピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクト、リフレックスシルバーメタリックの4色が用意される。


1.2 TSIと7速DSGが搭載されるのは「ザ・ビートル・デザイン」や「ザ・ビートル・デザイン・レザーパッケージ」と同じ。一方、装備は、サイドスカートとアウタードアハンドルがブラックとなり、インストルメントパネルやドアトリムもブラックに。ステアリングホイールはレザー巻きではなくなる。ホイールは6.5J×16インチのスチールホイールが装着される。

バイキセノンヘッドライトとスマートエントリー&スタートシステム"キーレスアクセス"はセットで16万2000円のオプションである。


ザ・ビートル・ベースの導入とともに、既存のグレードにも装備の見直しが行われている。

ザ・ビートル・デザインはレインセンサー、オートライトシステム、キーレスアクセスを標準装着としながら、価格を4万9000円値下げして260万円とした。

「ザ・ビートル・ターボ」は、価格は26万6000円値下げし、334万9000円とした。
 

従来標準だったナビゲーションシステムをオプションとする一方、オプションだった「クールスターパッケージ」(3連メーター、バイキセノンヘッドライト、カミングホーム/リービングホーム、レインセンサー、ダークティンテッドガラス)を標準とした。


(Text by S.Ubukata)