2015年11月18日のプレスデイで開幕するロサンゼルスショーで、フォルクスワーゲンはザ・ビートルのクロスオーバー「ビートル デューン」を初公開する。そして、翌19日にはドイツでの受注を開始する。
「ビートル デューン」は空冷ビートルをベースとするサンドバギー「バハ カリフォルニア」を彷彿とさせるクロスオーバーだ。"クロス ビートル"にあたるビートル デューンは、写真からもわかるように、オフロードテイストのデザインが特徴で、クーペとカブリオレが用意される。


標準に比べて10mm高められた車高に加えて、シルバーのフレームとハニカムメッシュを組み合わせたフロントエアインテークや大型のリヤスポイラー、専用デザインのリヤバンパー、LEDテールライト、18インチホイール、専用デザインのサイドスカート、ブラックのフェンダーアーチなどにより、ワイルドな雰囲気をつくり上げている。


さらに、クーペボディではルーフのペイントをブラックにすることが可能だ。一方、カブリオレではブラックのソフトトップが採用となる。

インテリアは、ボディ同色のダッシュパッドが装着されるとともに、シートやステアリングホイールなどにコントラストステッチングが施される。


エンジンは、3種類のガソリンエンジン(1.2 TSI、1.4 TSI、2.0 TSI)に加えて、2種類のディーゼルが用意される。

価格は、クーペボディが23,625ユーロ(約310万円)から、カブリオレが27,800ユーロ(約365万円)から。


(Text by S.Ubukata)