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VGJは、北ホールのフォルクスワーゲンブースに、スポーツモデルのゴルフGTIとポロGTIに加え、ゴルフR、ゴルフRヴァリアント、ゴルフGTEを展示した。
このうち、ゴルフGTIとポロGTIはフォルクスワーゲン純正アクセサリーによりドレスアップが図られ、スポーティーなイメージを強めている。
東京オートサロン初日にはブース内でプレス発表会が行われ、ゴルフGTIのスペシャルモデルである「ゴルフGTIクラブスポーツ」を2016年央に限定導入することが発表された。
ゴルフGTIクラブスポーツは、ゴルフGTIの40周年を記念し2015年のフランクフルトショーで発表されたスペシャルなGTIで、"史上最強のGTI"と呼ぶにふさわしい仕上がりとなっている。
ハイライトはパワーアップされた2.0 TSIエンジン。最高出力が220psから265psに強化されている。そのうえ、キックダウン時には約10秒間だけ295ps/380Nm(通常時は350Nm)となるブースト機能を搭載。駆動方式はFFで、6速DSGが組み合わされたゴルフGTIクラブスポーツは、0-100km/h加速5.9秒、最高速249km/hをマークする。
このハイパフォーマンスにふさわしいデザインもゴルフGTIクラブスポーツの見どころ。オリックスホワイトのボディには専用デザインのフロントバンパーや分割式ルーフスポイラー、サイドシル、リヤディフューザーが装着され、ダウンフォースを高めている。
また、アルミホイールは専用デザインの19インチ鍛造タイプを用意する。
インテリアも、12時の位置に赤のマークが入ったアルカンターラスポーツステアリングホイールや、バックレストとクッションにハニカムパターンが施されたバケットタイプのシートなどにより、スポーティな雰囲気を強めている。
ゴルフGTIクラブスポーツの詳細なスペックや発売時期、価格、販売台数などは明らかにされなかったが、GTIファンにとって見逃せないモデルになるのは確実で、日本上陸が待ち遠しい1台だ。
(Text by S.Ubukata)