新エンジンは、ミラーサイクルと呼ばれる燃焼方式や可変タービンジオメトリー(VTG)ターボなどを新たに採用するとともに、革新的な熱管理、気筒休止システムの"アクティブシリンダーマネージメント(ACT)"、アトモスフェリック プラズマ スプレー(APS)方式でコーティングされたシリンダーライナーなどにより、効率をさらに高めたのが特徴だ。
フォルクスワーゲンは2016年後半からこの1.5 TSIエンジンを積んだクルマを販売する。アウディがひとあし先に2L直列4気筒エンジンにミラーサイクルを採用したこともあり、次世代のTSI(TFSI)エンジンとして今後注目が高まりそうだ。
(Text by S.Ubukata)