2016年6月21日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、7人乗りコンパクトミニバン「ゴルフ トゥーラン」にスポーティな内外装をまとう「TSI R-Line」を新たに設定し、同日より販売を開始した。
「ゴルフ トーラン TSI R-Line」は、ゴルフ トーランの上級グレード「TSIハイライン」をベースに、内外装をスポーティに演出したモデルだ。



エクステリアでは、専用デザインの前後バンパーやサイドスカートを採用したのに加えて、フロントグリルバーやエアインテーク、サイドウインドー、リヤバンパーをクロームで彩ったR-Line専用クロームパッケージを採用。エキゾーストパイプはクロームのデュアルタイプが装着される。


インテリアでは、R-Line専用ファブリックシートを採用したほか、デコラティブパネル、ステアリングホイール、ドアシルプレートがR-Line専用となる。


また、アクセルペダルとブレーキペダルはアルミ調ペダルクラスターを採用した。
足元は、215/55R17のモビリティタイヤとR-Line専用6.5J×17インチ 5ダブルスポークアルミホイール(写真左下)を標準装着。オプションのDCCパッケージを選択した場合は225/45R18モビリティタイヤと7J×18 10スポークアルミホイールにインチアップになる。


150psの1.4L TSIエンジンと7速DSGの組み合わせや、プリクラッシュブレーキシステム"Front Assist"やレーンキープアシスト、ACCといった装備はハイラインに準ずる。

ボディカラーはゴルフ トゥーランとしては初めての「ハバネロオレンジ」(3万2400円の有償オプション)をはじめ、カリビアンブルーメタリック、ピュアホワイト、ディープブラックパールエフェクト、リフレックスシルバーメタリックの5色を用意する。

価格はTSIハイラインに対して20万5000円高の397万4000円と、なかなか魅力的な設定である。


(Text by S.Ubukata)