2016年9月21日、フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、マイナーチェンジした「ザ・ビートル」を発表し、同日より販売を開始した。
デビューから4年が経ち、マイナーチェンジが実施された新型ザ・ビートルは、デザインのリニューアルや安全性の向上、コネクティビティの充実などがおもなハイライトとなる。


デザインでは、前後バンパーをリニューアルするとともに、2つの新色を含む、8色のボディカラーを用意した。

新色はストーンウォッシュブルーメタリック(左下)とボトルグリーンメタリック(右下)。


また、限定色で好評だったサンドストー ムイエローメタリック(左下)とハバネロオレンジメタリック(右下)がレギュラーカラーとなった。これ以外にも、ピュアホワイト、トルネードレッド、ブルーシルクメタリック、ディープブラックパールエフェクトを設定。このうち、ハバネロオレンジメタリックのみ有償オプションカラー(3万2400円)となる。


インテリアにも新デザインを採用。一部モデルでダッシュパッド、ドアトリム、ステアリングトリムを外装色とするのはこれまでどおりだ。


安全面では、ドライバー疲労検知システムを標準装着するとともに、プラインドスポットディテクションとリヤトラフィックアラートを標準またはオプションとして用意した。


コネクティビティでは、App-Connectを搭載した純正インフォテインメントシステムComposition Mediaを標準装着。また、純正ナビゲーションを714SDCWから716SDCWに変更している。


ラインアップは、1.2 TSI(105ps)+7速DSG搭載の「ザ・ビートル ベース」(234万9000円)と「ザ・ビートル デザイン」(269万9000円)、そして、2.0 TSI(211ps)+6速DSGを積む「ザ・ビートル 2.0 R-Line」(345万9000円)の3グレードで、パワートレインに変更はない。
  

ザ・ビートル 2.0 R-Lineには、油温計、ブースト計、ストップウォッチ機能を持つ3連メーターや、プラインドスポットディテクションとリヤトラフィックアラートといった安全装備が標準となる。
なお、新型ザ・ビートルの発売を機に、カブリオレの販売は終了となる。

(Text by S.Ubukata)

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