デビューから4年が経ち、マイナーチェンジが実施された新型ザ・ビートルは、デザインのリニューアルや安全性の向上、コネクティビティの充実などがおもなハイライトとなる。
デザインでは、前後バンパーをリニューアルするとともに、2つの新色を含む、8色のボディカラーを用意した。
新色はストーンウォッシュブルーメタリック(左下)とボトルグリーンメタリック(右下)。
また、限定色で好評だったサンドストー ムイエローメタリック(左下)とハバネロオレンジメタリック(右下)がレギュラーカラーとなった。これ以外にも、ピュアホワイト、トルネードレッド、ブルーシルクメタリック、ディープブラックパールエフェクトを設定。このうち、ハバネロオレンジメタリックのみ有償オプションカラー(3万2400円)となる。
インテリアにも新デザインを採用。一部モデルでダッシュパッド、ドアトリム、ステアリングトリムを外装色とするのはこれまでどおりだ。
安全面では、ドライバー疲労検知システムを標準装着するとともに、プラインドスポットディテクションとリヤトラフィックアラートを標準またはオプションとして用意した。
コネクティビティでは、App-Connectを搭載した純正インフォテインメントシステムComposition Mediaを標準装着。また、純正ナビゲーションを714SDCWから716SDCWに変更している。
ラインアップは、1.2 TSI(105ps)+7速DSG搭載の「ザ・ビートル ベース」(234万9000円)と「ザ・ビートル デザイン」(269万9000円)、そして、2.0 TSI(211ps)+6速DSGを積む「ザ・ビートル 2.0 R-Line」(345万9000円)の3グレードで、パワートレインに変更はない。
なお、新型ザ・ビートルの発売を機に、カブリオレの販売は終了となる。
(Text by S.Ubukata)
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