2016年11月10日、フォルクスワーゲンはゴルフ7のマイナーチェンジを発表した。

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ドイツ・ウォルフスブルクで初披露された新しいゴルフは、基本的なフォルムを踏襲しながらも、ヘッドライトやバンパーを新たにデザインし、また、フルLEDテールライトを採用するなどして、リニューアルを図っている。


一方、インテリアは、フルデジタルメーターの"Active Info Display"を用意。また、純正ナビゲーションシステムの"Discover Pro"は、ジェスチャーコントロール機能を搭載している。


セーフティ機能としては、パサートに採用される渋滞時追従支援システム"Traffic Assist"をゴルフにも採用し、半自動運転を可能としている。


パワートレインは、新たに「1.5 TSI evo」を投入。150psを発揮するこのエンジンには気筒休止システムを採用。

さらにブルーモーション版の130psには新しいコースティング機能が組み合わされる。これはアクセルペダルから足を離したときの"コースティング"時に、これまではエンジンをアイドリングで運転していたのに対し、ハイブリッドカーのように完全にエンジンをオフにするように変更。これにより100km走行あたり1Lの燃料削減ができるという。その際に電動パワーステアリングなどが動かせるよう、バッテリーシステムを変更している。


GTIは2.0 TSIを230psにパワーアップ。 組み合わされる湿式クラッチタイプのDSGは6速から7速となった。ドイツではこの新しいゴルフを2016年12月にも販売を開始する。

(Text by S.Ubukata)