サプライヤーのトップ180名を集めたイベントでは、フォルクスワーゲンが新型ゴルフファミリーのために18億ユーロを投資し、75週間以内に新型の生産を開始することが明らかにされた。
ゴルフの主要生産拠点となるのはドイツのウォルフスブルク工場で、現在でも1日あたり2000台以上をラインオフしている。
ゴルフは初代が発売されて以来、累計生産台数3500万台を突破し、フォルクスワーゲンにとっては依然最も重要なモデルである。当然、ゴルフ8も失敗が許されない商品だけに、生産の初期段階から万全の体制で臨みたいフォルクスワーゲンが、サプライヤーに協力を呼びかけたかたちだ。
ちなみに冒頭の写真は、イベントで公開されたゴルフ8のイメージスケッチ。太いCピラーは健在だ。
(Text by S.Ubukata)