2017年9月12日、フォルクスワーゲンはフランクフルトショーにて新型「ポロGTI」を披露した。
2017年6月17日にワールドプレミアを果たした新型「ポロ」。その発表の際に概要が明らかにされた「ポロGTI」がフランクフルトショーに姿を現した。

新型ポロGTIは、6代目に進化した新型ポロのスポーツモデルで、フォルクスワーゲンの横置きエンジン用プラットフォーム「MQB」を用いることで、ベースモデル同様、ACCやシティエマージェンシーブレーキといった最新のアシスタンスシステムなどを手に入れたのが特徴だ。


フロントグリルに配されたレッドのラインやタータンチェックのシート、赤いステッチが施されたステアリングホイールやシフトレバーなど、GTIの伝統はこの最新モデルにも息づいている。


パワートレインは、200ps/320Nmを発揮する2.0 TSIと6速DSGの組み合わせ。6速マニュアルは2018年に遅れて登場の予定だ。


サスペンションは、前:マクファーソンストラット、後:トーションビームで、15mmローダウンが図られたスポーツサスペンションを標準装着。オプションのスポーツセレクトサスペンションをオーダーすれば、「ノーマル」と「スポーツ」の2つのモードを切り替えることが可能だ。


2018年にはスモールスポーツの「up! GTI」が登場し、ラインアップが一気に拡大するGTIファミリー。ポロGTI、up! GTIともにとても魅力的に思えるモデルだけに、日本上陸が楽しみである。


(Text by S.Ubukata)