2017年10月11日、フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、「パサート」シリーズのディーゼルエンジン搭載車「パサートTDI」の型式認証を取得し、日本市場への導入を決定した。
待望のTDIが近く導入されることになった。これにあわせて、VGJは第45回東京モーターショーに「パサートヴァリアントTDI」を参考出品する。

今回導入するのは2L TDIを搭載するパサート/パサートヴァリアント。排ガス後処理システムとして、酸化触媒、SCR(尿素式選択還元触媒)、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)を採用することにより、世界的にもっとも厳しいとされる日本のポスト新長期排ガス規制に適合している。


日本市場では近年ディーゼルエンジン乗用車の需要が高まっており、VGJではTDI搭載車を導入することで、販売拡大につなげたい考えだ。


パサート/パサート ヴァリアントTDIの販売は2018年初めに開始される予定。

(Text by S.Ubukata)