2018年3月8日、フォルクスワーゲンはドイツのウォルフスブルクにある発電所を低炭素型にリニューアルすることを決めた。
ウォルフスブルクのシンボルともいえる4本の煙突。ここには発電所があるが、フォルクスワーゲンはウォルフスブルクにある2カ所の発電所で燃料を石炭から天然ガスに変更することを決めた。

これにより、年間150万トンの二酸化炭素(CO2)が削減できるといい、従来比で6割の低減となる。自動車から排出されるCO2に換算すると87万台ぶんに相当する。


フォルクスワーゲンは発電所のリニューアルに約4億ユーロ(約525億円)を投資し、早ければ2018年内にも工事を開始し、2021〜2022年に稼働させたい考えだ。

(Text by S.Ubukata)