2018年6月16日、千葉県の袖ヶ浦フォレスト・レースウェイにおいて元レーシングドライバーでモータージャーナリストの太田哲也氏が校長を務める「injured ZEROプロジェクト Tetsuya OTA ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON with Volkswagen」および「スパタイGP2018年VWカップ特別戦」が開催された。
今回のトピックは、参加した全車がフォルクスワーゲンだったという点だ(フォルクスワーゲン車オーナーのみでの開催は今回で2回目)。会場となったのは、都心から約1時間で行ける袖ヶ浦フォレストレースウェイ。

このスポーツドライビングスクールは、「injuredZERO」プロジェクト(一般道における死亡・負傷事故をゼロとすることを目標としている)の一環として開催されており、「安全運転を、楽しく学ぶ」をテーマに、一般道における死亡・負傷事故をゼロとすることを目標としている。クルマの運転が上手くなれば安全につながるという基本理念のもと、座学と実践で安全運転と交通マナーを楽しく学んでいる。


フォルクスワーゲン グループ ジャパンとのコラボが9回目となった今回は12台の教習車が提供された。新旧フォルクスワーゲン車ユーザーを中心とした約70名(受講者と、その同伴者を含む)が集まった。

サーキット走行未経験者を対象とした「ベーシックレッスンクラス」(ヘルメットなどの装備品が不要な初級者向け)と、本コースでのフリー走行を楽しめる「アドバンスレッスンクラス」に分かれ、それぞれのカリキュラムをこなした。また、それに加えてフォルクスワーゲンが推奨するドライビングポジションの講習なども行われ、盛り沢山な内容となった。


教習車は、「ゴルフGTI」「ゴルフGTIパフォーマンス」「ゴルフR」「ゴルフRパフォーマンス」「ゴルフGTE」「パサートGTEヴァリアント アドバンス」、2台の「パサートヴァリアントTDIハイライン」、「パサートTDIハイライン」、2台の「ポロTSIハイライン」、「ゴルフ トゥーランTSIハイライン」というラインアップ。


教習車に同乗してサーキットを実際に走行し、講師陣から直接アドバイスを聞くことができるガイドクルーズ講習や座学プラン/同伴者プランの参加者を対象としたサーキットサファリなどが行われた。


太田校長は「安全運転にはテクニックだけではなく、ドライバーの意識が大事。緊急回避は知識と経験で可能。危険だと思って走ることが安全につながる」といったようなことが伝えられた。

交通安全や事故防止への意識をより強めつつ、ドライビングプレジャーを実感したい方は、次回の『injured ZEROプロジェクト Tetsuya OTA ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON』にエントリーしてみるといいだろう。

(reported by TetsuyaOTA SPORT DRIVING SCHOOL)

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