「Volkswagen 充電カード」は、全国約2万基のNCS(合同会社日本充電サービス)の充電ネットワークが利用できるフォルクスワーゲンオーナー専用のサービス。使い方にあわせて3つの料金プランが用意される。
いずれのプランでも、会員専用ポータルサイトで利用履歴などの確認が可能。また、会員専用の特典として、充電ステーション検索アプリ"EasyEV"にて満空情報が提供される。
ベーシックプラン(普通充電器用)
- 対象モデル:eゴルフ、ゴルフGTE、パサート/パサートヴァリアントGTE
- 月会費:1400円
- 充電料金:普通2.5円/分
- カード発行手数料:無料
ベーシックプラン(普通・急速充電器併用)
- 対象モデル:eゴルフ
- 月会費:3200円
- 充電料金:普通2.5円/分、急速15円/分
- カード発行手数料:無料
プレミアムプラン(普通・急速充電器併用)
- 対象モデル:eゴルフ
- 月会費:5200円
- 充電料金:無料
- カード発行手数料:無料
NCSが提供するサービス(NCSカード)と比較した場合、普通充電器用ベーシックプランは月会費、充電料金は同額だが、1400円のカード発行手数料が無料となるぶんお得。また、普通・急速充電器併用ベーシックプランの場合、月会費が1000円安く、さらに1400円のカード発行手数料が無料となる。
普通・急速充電器併用プレミアムプランは、月会費だけで充電し放題。これに相当するプランはNCSカードには用意されていない。また、自動車メーカーなどが提供するサービスでも、普通充電、急速充電ともに充電し放題というプランはなく、フォルクスワーゲンが業界初となる。
ちなみに、BMWの「ChargeNow」は、対象となるEVやPHEVの購入から12カ月は月会費と充電料金が無料で、2年目以降は月会費5000円、充電料金は普通0円/分、急速15円/分(普通・急速充電器併用の場合)。日産の「使いホーダイプラン」は、対象となるNCSおよび日産の急速充電器が月会費2000円で使い放題となる。
(Text by S.Ubukata)