2018年7月11日、フォルクスワーゲンはこの秋公開予定の「T-Cross」の写真を公開した。ただし、ボディにはカムフラージュが施されている。

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現在、フォルクスワーゲンのSUVには、コンパクトSUVの「T-Roc」から、「ティグアン」、「ティグアン オールスペース」、そして、「トゥアレグ」の4モデルが用意されている。そしてこの秋、新たなエントリーモデルとして「T-Cross」が登場する予定だ。

T-Rocが「ゴルフ」と同じCセグメント(VW式にはAセグメント)のSUV。これに対して、T-Crossは「ポロ」と同じBセグメント(同A0セグメント)のSUVで、全長が4107mm、全高が1558mmとより小さいサイズとなる。


にもかかわらず、ラゲッジスペースは385〜455Lを確保し、クラストップレベルの広さを誇る。

新型ポロ同様、横置きエンジン用プラットフォームの「MQB」を採用。シティ エマージェンシー ブレーキをはじめ、レーンアシスト、ブラインドスポットモニターなど、最新の安全装備を搭載している。


パワートレインは、70kW(90ps)、85kW(115ps)、110kW(150ps)のガソリンエンジンと、70kW(90ps)のディーゼルエンジンを用意。駆動方式はFFとなる。

インテリアでは、フル液晶メーターのActive Info Displayを採用するなど、エントリーSUVでありながら装備が充実しているのも見逃せない点だ。


輸入SUVブームが続くなか、T-Rocとともに日本に導入されるのか、とても気になる存在である。

(Text by S.Ubukata)