2017年、VGJは高級プライベートレンタル邸宅「THE HOUSE」とコラボレーションし、葉山を舞台にした新しいバケーションスタイルを提案するプロジェクト「HAYAMACATION」(=葉山+バケーション)を実施。夏季限定でTHE HOUSEのゲストがフォルクスワーゲン車を利用できるサービスなどを提供した。
2年目となる今年はその範囲を広げて、フォルクスワーゲンと葉山町がコラボレーション。葉山町役場、葉山マリーナ、HAYAMA STATION、森戸海岸(Studio Route134)、湘南国際村センター、湘南海辺不動産の6カ所に電気自動車「eゴルフ」の試乗発着ステーションを設置し、葉山町住民や町を訪れる観光客が無料で利用できるプロジェクト「e-HAYAMACATION」を実施する。このため、VGJはeゴルフ6台を提供する。
「e-HAYAMACATION」の開始にあたり、VGJのティル・シェア社長は、フォルクスワーゲンと葉山町には個性豊かなライフスタイルを大切にするという共通点があり、その共通の価値観が今回のコラボレーションを生み出したと説明。そして、美しい海と山を有する葉山町には、排ガスやエンジン音を出さない電気自動車のeゴルフがふさわしく、「葉山の爽やかなそよ風、波の音、小鳥のさえずりを楽しんでほしい」と語った。
葉山町の山梨崇仁町長は、葉山町のごみリサイクル率の高さなどから、住民の環境意識の高さを説明。それを表現するうえで、eゴルフは最適であり、「これからの時代を切り拓く一歩になる」と、e-HAYAMACATIONに期待を寄せる。
試乗発着ステーションのひとつであり、今回のセレモニーの会場となった「葉山マリーナ」の江藤綾子常務取締役も、「eゴルフを通じて、葉山の魅力をさらに伝えたい」と語った。
セレモニーには、葉山町在住のフォルクスワーゲンオーナーの上野さん(下の写真右)も登場し、「環境意識の高い人が多い葉山にはeゴルフがあっています。電気自動車がたくさん走るようになってほしい」と、歓迎の言葉を述べた。
e-HAYAMACATIONのeゴルフ貸出は、6月3日から11月30日の6カ月間。利用には専用サイト(
(Text by S.Ubukata / Photos by M.Arakawa)