もし、走行中にエンジンチェックの警告灯が点いたらどうしますか? ちょっと慌ててしまいますよね。

点灯しても何も異常を感じない場合もあれば、エンジン不調を伴ったりすることもあります。

※2011年3月2日に公開した記事を再掲載しています。

いったい何が原因? といってもチェックランプが点灯しただけでは、原因をすぐに特定することはできません。制御系センサーや各部の電子部品に異常が発生したり、配線の断線や接触不良、制御上の基準値を超える異常な状態になったことをドライバーに知らせるためにワーニングランプが点灯します。

ワーニングランプが点灯するメカニズムは、制御系統ごとに故障原因を細分化した「フォルトコード」が予め割り当てられていて、故障が起きた場合に自己診断を行い故障に該当するフォルトコードをコントロールユニットに入力し、ワーニングランプを点灯する仕組みになっています。
(※走行上支障のないフォルトコードの場合は、ワーニングランプが点灯しないケースもあります。)

したがって、ワーニングランプが点灯したといっても、その原因は一つではないため、診断装置を使用してフォルトコードを確認することによってどのような故障が発生しているかを判断することが出来ます。いずれにしても異常が発生したことは間違いありませんので、なるべく早くフォルトコードの点検や故障原因の診断が行える正規ディーラーもしくは、専門店にて診てもらいましょう。

■ エレクトロニックパワーコントロール(EPC)

走行中にエンジン制御システムに故障が発生すると点灯します。

■ エキゾースト警告灯

点滅している場合は、失火により触媒がコンバーターが損傷する恐れがあります。点灯した場合は、エンジン制御部品に故障が発生して排気ガスの質が低下していることを警告しています。

■ 冷却水温度/冷却水量警告灯

エンジン冷却水の温度が高すぎるか、冷却水の量が不足している場合に点灯又は点滅します。点検は非常に危険を伴いますので、エンジンを止めて冷めるまで待つことが必要です。

■ エンジンオイル警告灯

エンジンオイルの油量が減っている場合に点滅します。ロングライフオイルの使用であってもオイルを消費します。警告灯が点くまで使用するようなことは避けて、こまめにエンジンオイルの量を点検しましょう。

■ アンチロックブレーキングシステム(ABS)

ABSに故障が発生すると点灯します。ESP装備車の場合は、ABSに故障が発生すると、ESPの警告灯も点灯します。ABSが故障して警告灯が点灯した場合、通常通りにブレーキをかけることは出来ますが、緊急時にABSは作動しません。

■ エアバックシステム

エアバックのイグナイターやベルトテンショナーシステムに故障が発生したり、エアバック系統の配線に断線や接触不良が発生すると警告灯が点灯します。

■ タイヤ空気圧警告灯

タイヤの空気圧が低い場合に点灯しますのでパンクしている可能性があります。また、タイヤのサイズやホイールをインチアップした場合にも点灯することがあります。その際はオーナーズマニュアルにしたがってリセットすることで消灯します。

■ 電動パワーステアリングシステム

電動式パワーステアリングシステムの故障又は補助力の低下が起こった際に点灯します。また、完全に故障状態に至った場合は赤が点灯し、ステアリング操作には大きな力が必要になり危険です。ステアリング脱着の際などにステアリングアングルセンサーを損傷してしまうこともあるようなので、DIYでの作業は十分に注意が必要です。