今回は、2/11(日)に筑波サーキットで行われた「GOLF Cup 2009 Rd1」走行会クラスの参加レポート(当日編)をお届けします。今回も実に様々なクルマが集っていました。多彩な車種、多様なチューニングを施したフォルクスワーゲンやアウディが一同に会しているさまはまさに圧巻!眺めているだけでもワクワクしてきます!これがいわゆる「草レース」の醍醐味でもあると思います。

「草レース」というとイマイチ響きは良くないように聞こえますが、JAF公認レースのドライバー達となんら変わりません。ドライバー個人個人のスキルも高く経験も豊富(特にレースクラスのドライバーは)、マナーも非常に良い(フォルクスワーゲンならでは?笑)。逆にこれだけ多種多様なクルマが集る走行会は、JAF公認のワンメイクレースである「GTI カップ」ではありえないことです。



また「フォルクスワーゲン サーキットトライアル」でもこれだけ多様な車種はレギュレーション上なかなか集らないはずです。これはいちフォルクスワーゲン好きにはたまりません。ゴルフⅠカブリオレ(!)やシロッコからゴルフⅤ GTI、最新のアウディTTやA3 3.2クワトロまで、まるでフォルクスワーゲン/アウディだけのモーターショウです。


まずは当日のタイムスケジュール(走行会用語でタイスケ)に沿って実際の走行会の時間の流れを紹介します。今回の走行時間枠は13:00~16:00(サーキットコース上を走れる時間)。その中で、僕らが走れる時間は15分×3本=45分。




9:00 筑波サーキット駐車場に集合。
- 受付開始時間までにヘッドライト等(プラスティック製は不要)をビニールテープでテーピング。これは、万が一コース内で接触などがあった際にガラスの飛散等を防止のため。
- エンジンルーム内では、オイルキャップや冷却水タンク等ふたのあるものやバッテリーにテーピング。詳しいテーピング箇所については事務局からチェック用紙が配布されるので心配はいりません。
10:00 受付
- 事前に郵送されてきた「受理書」、「車輌使用申請書(改造内容やタイヤ銘柄等)」などを提出。
- 計測器(毎周のラップタイムをコントロールタワーに送信)を受け取る→ドアの内側にガムテープで固定。
11:00~ドライバーズミーティング(走行会用語でドラミ)
- 当日の路面状況やポスト(各コーナーにある、旗をふるオフィシャルが待機している小屋)の場所の説明。
- サーキットで使われる旗(黄、赤、緑、黒、チェッカーなど)の説明。 走行開始後の詳しい段取りなど。
12:00 パドックに移動
- 荷物、テンパータイヤ(忘れがちなので注意)アクセサリーなど不要なものは全てピットに下ろす。 レーシングスーツを持っている人は着替え。
- タイヤの空気圧チェック。ホイールボルトのマシ締め(要トルクレンチ←オートバックスなどで4千円ほど)
- 準備運動
13:00~各クラス順に走行開始
- 自分の走行枠スタートの10分前にはクルマに乗り込み準備して待機(オフィシャルの案内あり)
16:00 終了
- 着替え、荷物の積み込みなどの撤収作業 16:30 表彰式 - レースクラス(T1,T2,S1,S2)各クラス、走行会クラス3位以内に入るとシャンパンファイト+商品

今回は特に大きな事故も無くスケジュール通りに進行していきました。天候は曇り、気温は8度。タイヤが温まるのに多少時間はかかりますが、自己ベスト更新を狙っている方には絶好のコンディション。





走行会枠で走る台数が32、33台とかなり多いため、なかなかクリアラップを取りづらい難しい状況でもありますが、そんな中でも上手く間隔をあけて1周でも多くタイムを出しやすい状況を作るのもウデの見せ所。そんなことも楽しみながら走れるようになれると自然とタイムアップしてくるはずです(^^)

(続く)