ところがこの頃ヴェンチュラーチームのクルマはなんと静岡の焼津にいました!寸断された東名高速を途中で下ろされ、国道1号線の大渋滞の中でした。サーキットまでは2時間以上の距離にいました。できれば11時半からのサーキット会員用の走行枠で走りたかったのですが、自分の工具ではタイヤ交換が間に合わない状況になっていました。やはり無理か・・・と困っていると、なんとサーラ ル・ボランチームのスタッフの皆さんが「タイヤ交換くらいならやりますよ!」と声をかけてきてくれました!なんとありがたいこと!
作業をお願いしている間にコントロールセンターへ行き、日にち指定の「暫定ライセンス」を取得。この「暫定ライセンス」取得費用はサーキットによって異なりますが、富士スピードウェイは10000円。そして1枠30分の走行会チケットは6300円。トータル16300円!30分走るだけにしては割高ですが、これが暫定会員の宿命。やはり一つのサーキットを数多く走るなら正会員になった方が断然お得です。手続きも面倒なことはほとんどありません。
事務的な手続きを終えピットに戻るとタイヤ交換はすべて完了していました。VTA事務局の方がOBDⅡポートから診断機をつなぎ、エアバックをキャンセルして走行準備完了!サーラ ル・ボランチームの皆さん、そしてル・ボランの萩原さん、本当に助かりました!ありがとうございました!いったんレースが始まってしまうとどのドライバーもどのチームもお互いに一歩も引きませんが、レース中以外は「困った時はお互い様!」の気持ちで皆さん快く助けてくれます。本当に気持ちの良い方たちばかり。この空気感も僕がGTI Cup をたまらなく好きな理由の一つでもあるのです。ただ、僕は助けてもらうことの方が多いですが・・・(^_^;)