ある時は、アイスモナカであり、ある時はキャラメルコーンであり、ある時はたこ焼きであり、ある時は今回のポテトフライである。飽きるまで繰り返し食べ続け、飽きたら数ヶ月は食べない。このサイクルを何百回と反復してきたのが僕の人生。あらためて軽く落ち込んだ気分です(苦笑)。
無性に食べたくなるものは、基本ジャンクフードで味が濃く、体に悪いモノが多い。おまけにカロリーも高く、しかもたくさん食べれてしまう。繰り返しの周期に入ったら最後、毎日のように特定の食品を食べ続け、軽く2kg程度は太ってしまい、猛烈な後悔がおそってくる。ああ、恐ろしや。
さて、タイトルのポテトフライの話。今更ポテトフライと思われるかも知れないが、ポテトフライの魅力は半端ではない。きっと何か中毒性の物質が入っているのだと思う。ジャガイモをサラダオイルでフライする加工食品は、繰り返し食べたくなるモノが多く、同じくジャガイモをフライしたポテトチップスも中毒性は強烈で、これも全く歯止めが効かない。同じく恐ろしい食べ物である。しかしながらやはりポテトフライにはとうてい及ばない。なぜなら、ポテトチップスは保存出来るのある。買い置きしておけはいつでも食べられる。しかし、ポテトフライは揚げ立て10分以内が賞味期限ギリギリだ。そこが大きく異なり、その時間制限がよりポテトフライを求めてしまうのだと思う。中毒性が高く、ハイカロリーで体に悪いポテトフライは、マクドナルドが24時間営業になった今、常に熱々のポテトフライが食べられるようになってしまった。これは僕にとっては幸福であり、同時に大問題である。
ほそくてカリカリしたポテトの代表格はマクドナルドで、これはこれで非常にレベルが高いと思う。出来ればハインツのトマトケチャップ(ヒカリなどの有機栽培ケチャップではなく、ジャンクの王道ハインツがベスト)でムシャムシャ食べよう。マクドナルドは、Lサイズを2つなど、まとまった量のポテトを買えば揚げてくれる。遠慮無く「揚げてくれるかな」と要求しよう。
次に、もっとほそくてカリカリなのは、クアアイナのポテトである。これは本当にほそくてカリカリしており、食べられる量はマクドナルドの比ではない。ただ、店舗が少なく、僕が東京23区で最も愛している新宿区に店舗がないのは残念である。しかしそのお陰で年に数回しか訪問できず(青山も渋谷も駐車出来る場所がない)正直なところ助かっている。もしクアアイナが新宿駅近辺、または大久保、高田馬場(僕の生活テリトリー)に出来てしまったらと思うとゾッとする。
最後に紹介するのは、三軒茶屋にあるベーカーバウンス。ここのフレンチフライは絶品である。東京に2店舗(他に、東京ミッドタウンに出店した)しかないが、かなりレベルの高いポテトフライを出してくれる。ぜんぜんほそくないが、カリッした質感は代わりが効かない旨さである。自家製ケチャップも素晴らしい。この店は、マニアックスでお世話になっているN氏に教えてもらった(ミッドタウン店が出来るずっと前に)のだが、今となっては有名店になってしまい(当時から混んでいたが)なかなか足が向かなくなってしまった。参考までに、ここはポテトフライ以外も何でも美味しい。
他にも、東京近辺の有名ハンバーガー店を20件近く食べ歩いたが、ポテトフライが本当に旨い店は希である。ハンバーガーは旨くても、ポテトフライはダメなのである。ハンバーガー屋でなくてもポテトフライだけは旨い店も何店舗かある。紹介できる店あったかな・・・と、そんな事を考えていたら、ポテトフライが食べたくなった。ほ~ら、あなたも食べたくなったでしょう?(笑)。
関連リンク:
KUA`AINA(クアアイナ)
Baker Bounce(ベーカーバウンス)