8speed.netの姉妹サイト「1to8.net」の取材で、国内人気ナンバーワンのモータースポーツ「SUPER GT」を富士スピードウェイで観戦しました。それ以来、「あんなふうに速く走れなくても、いつかバリー君とサーキットを走ってみたいなぁ」なんて思っていたところ......意外に早くその日は訪れました。
「ハリー君、バリー君でサーキットを走ってみたい?」と。
迷うことなく「ぜひ!」と返事をしたのはいうまでもありません! しかも場所は「富士スピードウェイ」。これはうれしいの一言です! しかし、サーキット走行なんか初めてだし、そもそも、エンジンが140psと大人しいバリー君でもサーキットを走れるのかな......という不安も。そんなハリー&バリーが、「サーキット走行初参加のハリー&バリーが行く! ドライビングレッスンレポート」をお送りいたします。
私ハリーが参加したのは、自動車専門雑誌「LE VOLANT」が企画した「VW & Audiワンメイクドライビングレッスン」。その名のとおり、フォルクスワーゲンとアウディオーナーであれば誰でも参加できるもので、初心者も大歓迎ということなので、私ハリーでも参加ができたわけです。
なお、参加する際には、長袖の服装とドライブグローブが必要なんですが、とあるイベントのFETブースで「3D RACING GROVE」を見つけて、実際に試着たところフィッティングもバッチリで迷わず購入。あとは前日に空気圧やホイールボルトなどのチェックをしていざ富士スピードウェイへ!
当日は朝イチに指定されたピットに駆けつけ、受付を済ませたあと、さっそくブリーフィングに参加。内容は富士スピードウェイのコースの特徴や走行中に使われるレースフラッグの種類と説明などなど。そして本日の講師が登場! 写真左より、現役レーシングドライバーの久保 凜太郎さん、そしてインストラクターの橋澤 宏さん、齋藤 聡さんという豪華な顔ぶれ。こんな方々からレクチャーが受けれるなんてうれしいですね!
ブリーフィングが終わると、いきなり本コース......ではなく、サーキット擬似コースを走行するというプログラムへ。その前に車の準備も行いました。まずはゼッケン。私ハリーは「40号車」ということでなんだかレーシングカーになったような気分(笑) そして走行タイムを計るためのトランスポンダーを養生テープにて貼り付けます。
車の準備も出来たところで、参加者全員で特設コースへ移動し、ここで基本テクニックを学びます。ちなみに参加者を2グループに分けていたので、空き時間にはフォルクスワーゲンのゴルフR MT車、ポロGTI、アウディRS 5に試乗することができましたよ。
さて、いよいよ擬似コースにてレクチャーを受けます。内容はストレートから急制動で停まる練習。そして、ダンロップコーナーからプリウスコーナーをイメージしたコースの練習です。このあたりが富士スピードウェイでは特に走行が難しいところだということで、コースアウトやタイムロスしやすいところなんだとか。まずは、デモ走行を見ながら説明を聞いた後、インストラクターに自分の車を運転してもらい、助手席に座りながら走行ポイントを教えてもらいます。
私ハリーの車には齋藤インストラクターが同乗してくださり、助手席で走行ポイントを学びます。ちなみに私ハリーが写っている顔ですがめっちゃ緊張してました(笑) それにしても、実際に運転しもらえるのはうれしいですね。「バリー君ってここまでスピード出せるんだ!」と感心しながら、いよいよ私ひとりで練習する番が回ってきました。いくぜ、バリー君!
まずはアクセル全開から急制動する練習! ブレーキフィーリングの確認です。とにかく思いっきり踏んで、どこで停まるのかを体感します。
そして、ダンロップコーナーからプリウスコーナーをイメージしたコースを走行。回数を重ねるごとにスピードを上げていき、本番でうまくコース取りができるように練習します。やはりスピードを上げると車の動きが変わるので、アクセルを踏む強さやタイミング、ブレーキの感覚を身体に叩き込みます。
心配していたのがバリー君の動き。ヴァリアントですので、ハッチバックの車と比べると扱いにくいのではないかと思ったのですが..........思いのほかクイックな動きをしてくれるではありませんか! ヴァリアントだけにリヤに重量が増したおかげで意外にも良いレスポンスをしてくれたのかもしれません。お利口さんなバリー君に「これは楽しい!」って思いながら走行していましたよ!
走行前はかなり緊張していた私ハリーですが、この擬似コースを走行して、ポイントがわかりはじめたおかげか、緊張から解放された気がしました。
ということで、すでにレポートが長くなってしまいましたので、前編はここまで。次回は後編として富士スピードウェイ本コース走行の様子をお伝えします。SUPER GTだけでなく、国内の様々なモータースポーツが行われる本コースでバリー君が頑張りますよ!
乞うご期待ください。
(Text by Harry/Photos by H.Uemura)
(Text by Harry/Photos by H.Uemura)