ついにバリー君とともに富士スピードウェイ国際コースにデビューしました!

上手く走れるか緊張しましたが、憧れのサーキットをドライブできるというだけで大満足です!

午前中(前編)は本コース(国際コース)を上手く走れるように、擬似コースを使って練習しましたが、いよいよ午後は念願の本コースにデビューします。午前中の練習でバリー君の動きが少し見えてきたので、不安もありましたが、ワクワクする気持ちが優りました。

プログラムとしては、最初に慣熟走行として、先導車に続いて参加者全員がゆっくりコース1周して下見を行います。そして、30分×2回の本コース走行。また、希望者にはインストラクターによるサーキットタクシーも用意されています。

まずは先導車(なんと富士スピードウェイのセーフティーカー!)の後ろをフォルクスワーゲンとアウディに分かれて2列走行をしました。

初走行の完走はというと......コースの幅が予想以上に広いことにビックリ! そしてコースの走行ラインを確認しました。
先導走行が終わると、私ハリーはゴルフR(MT)のサーキットタクシーに乗車。インストラクターの橋澤さんの走行テクニックに圧倒されながら、各ポイントでアクセルの踏み具合やブレーキのタイミングなどを教えていただきました。これは参考になります!

それと、ゴルフRのレスポンスの良さにはビックリしたのは言うまでもありません(笑)


そして、走行を前に3名のインストラクターから走行時の注意などが伝えられ、いよいよ本コース走行です! 私ハリー......緊張して顔が笑っておりません(笑) いくぜ、バリー君!


さっそくコースイン! まずは第1コーナーに向かって加速していきます。


インストラクターに教わったとおり、カーブはアウト・イン・アウト! 減速するタイミングが遅いとスピードが出たままカーブを通過してしまうので、少し早めにブレーキを踏むのがコツなんだとか。


第1コーナーを通過し、コカコーラコーナー(R80)へ滑走するバリー君。その先には長い100Rカーブがあり、上手くアクセルコントロールをしないとスピードでどんどん外側に膨らんでしまいます。私ハリー、ちょっと苦戦しました。


長い100Rのコースを抜けた先に待ち受けるアドバンコーナー(30R)。カーブが終わりスピードを出したいところですが、オーバースピードだと30Rのカーブは曲がれないので一気に減速します。その先にはダンロップコーナー、13コーナー、そしてプリウスコーナーと続きます。ここで午前中のレッスンを思い出し、アクセルワークに気をつけながら頑張りました!


30分の本コース走行を2回行いましたが、若干気持ちの余裕が出たのか、1回目より2回目のほうがコース取りは上手くできました。そして、なによりバリー君ことゴルフヴァリアントですが、エンジンが140psと大人しいにもかかわらずストレートではまずまずのスピード。そして各コーナーでもアンダーステアを出さずにクイックに曲がることができたため、非常に楽しい走行となりました。

確かにスピードを求めると参加台数が多かったゴルフGTIやゴルフR、アウディS3やS4などで走行するのが良いかもしれませんが、普段使いをメインにしたこのゴルフヴァリアント1.4TSIエンジンでもまずまずの走りっぷり。強いていうならば、ブレーキがちょっと心細かったかもしれません。これは今後のモディファイリストに追加ですね!


走行終了後は本コースのストレートで集合写真を撮りました。その後、ブリーフィングでインストラクターから総評をいただきました。その中で私ハリーが印象に残ったのが、「気持ちよく走ること」。確かにタイムやスピードも楽しみのひとつですが、こうした機会でサーキットを楽しく走ることがまず大切ですよね。

今回、初めてサーキットをバリー君とともに走行しましたが、バリー君(車)の限界を知ることができたので、今後一般道路でもより安全な運転に努められると思いました! そして何より楽しく走行できたのがうれしかったです。みなさんも愛車とともにこうしたドライビングレッスンやサーキット走行に参加してはいかがでしょう?

次回は、頑張ったバリー君のメンテナンスとしてオイル交換編をレポートします。というのも、走行距離が早くも15,000kmを迎えるため、フォルクスワーゲン新車保証付帯サービスである「Volkswagen Professional Care」を利用してオイル交換をしてきました。どんな作業が行われているのか、その様子やオイルのことについて聞いてみましたので、お楽しみに!


本コースの走行ではラップタイムを計測してくれます。バリー君のタイムは......だいたい1周2分30秒でした。

ちなみに、SUPER GT GT300クラスの平均タイムが1分30秒ほど。

すごいですね、SUPER GT!
(Text by Harry/Photos by H.Uemura)