電気自動車やプラグインハイブリッド車、燃料電池車、クリーンディーゼル車などを購入する場合、「一般社団法人次世代自動車振興センター」からの補助金を受けることができます。これが「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金（CEV補助金）」です。
ゴルフGTEもその対象となっていますので、補助金を申請することができます。ただし、補助を受けると4年間の保有義務が生じ、もし途中で手放すことになった場合は補助金を返還することになります。
ですので、補助を受けるかどうかはオーナーの判断によりますが、私は補助金を受けることにしました。申請はフォルクスワーゲン池上で担当してくださった吉原さんにお任せしました（ありがとうございました！）。
さて、気になる補助金の額ですが、私のゴルフGTEの場合は以下のとおりです。
A：購入費用（車両本体価格＋メーカーオプション代、税抜）＝4,880,370円
B：基準価格＝4,040,000円
C：補助対象経費＝A - B=840,370円
D：Cの2/3の額（1万円以下切り捨て）＝560,000円
E：補助上限額＝380,000円
補助金額：DとEの少ない方→380,000円
簡単に説明すると、車種ごとに決められた基準価格と実際の購入費用の差額を計算し、その2/3と補助金上限額の少ない方が補助金額になります。なので、メーカーオプションをたくさん付けたとしても補助金額が増えることはありません。
一方、ゴルフGTEはワンプライス（値引きなし）の販売ですが、仮にメーカーオプションなしで15万円（税込）の値引きがあったとすると......
A：購入費用（税抜）＝(4,990,000-150,000)÷1.08＝4,489,814円
B：基準価格＝4,040,000円
C：補助対象経費＝A - B=449,814円
D：Cの2/3の額（1万円以下切り捨て）＝290,000円
E：補助上限額＝380,000円
補助金額：DとEの少ない方→290,000円
となり、補助金は9万円減り、実質的な値引きは6万円ということになります。
以上、参考まで。
(Text by S.Ubukata)