"ハリー＆バリー"のバリー君には敵いませんが、私のゴルフGTEも走行距離が多く、納車から半年でエンジンオイルの交換時期を迎えました。表示によれば15,000kmまでに、いつもお世話になっているフォルクスワーゲン池上に入庫すればいいので、もう少し先延ばししようと思っていたら、今度は純正ナビの「Discover Pro」にこんなメッセージが！
というわけで、急遽、フォルクスワーゲン池上でチェックしてもらうことに。しかし、よくある話ですが、入庫の予約を入れた翌日には、何事もなかったかのようにETCが利用できてしまい、入庫の日までトラブルが再発することもありませんでした。
ディーラーで状況を確認したところ、後日、ETC車載器を交換することになりました。もちろん、これに関しては保証の範囲内なので無償。その際にエンジンオイルとオイルエレメントの交換をお願いしました、こちらは「Volkswagen Professional Care」（新車標準付帯）と「Volkswagen New Service PLUS」（有償オプション）により費用の発生はありません。
エンジンオイル交換後、すぐに気づいたのは、エンジンの音が静かになったこと。プラグインハイブリッドのゴルフGTEは、モーター走行からハイブリッド走行に切り替わったときにはじめてエンジン音が耳に入ってくるのですが、最近は納車当時に比べてエンジン音が大きくなったように感じていました。それが、オイル交換により音が小さくなったのです。
リニアなグリップの立ち上がりや余裕あるグリップ力などのおかげで、1580kgとやや重たいゴルフGTEを軽快に走らせることができるのもうれしいところです。
それでいて、ざらついた感じのない快適な乗り心地や、スポーツタイヤとしては高い静粛性を誇るのも、このタイヤの魅力。ウェットの高速走行なども経験しましたが、これといって不安はなく、GTI系のオーナーには自信を持ってお勧めできるタイヤと断言できます。
それだけに、ますます乗るのが楽しいゴルフGTE。オドメーターの数字は、これからもハイペースで増えていきそうです。
(Text by S.Ubukata)