梅雨のこの時期にしか見ることのできない美しい風景を楽しむため、バリー君とともに伊豆半島へドライブに行きました!

愛車で旅行やドライブを楽しむのはクルマ好きの特権です。そこで私ハリーもバリー君(ゴルフ7ヴァリアントR-Line)とともに1泊2日で静岡県伊豆半島へドライブに行きました。6月〜7月は梅雨ということで憂鬱な気分になりがちですが、この時期にしか楽しみことのできない"ほたる"が飛び交う貴重な景色を見ることにしました。そして、同じフォルクスワーゲンを愛するオーナーの皆さんにも出会うことができました。今回も写真たっぷりです!



今回訪れた場所をご紹介します。伊豆半島の中心部に位置する伊豆市天城(あまぎ)という場所です。かの有名な「天城越え」の歌や、日本を代表する文学作家である川端康成の「伊豆の踊子」の舞台になった場所でもあり、ご存知の方も多いかもしれませんね。早速バリー君とともに天城へGO!

天城にいくためのルートとしては「西伊豆スカイライン」と「県道411号線"西天城高原道路"」がおすすめ。この高原道路は、天気が良ければ綺麗な景色を見ながら気持ちの良い走行が楽しめる場所です。ストレートの運転も楽しいのですが、ワインディングで楽しく運転するのも良いですよね。比較的交通量も少なく、ゆったりとしたスピードで楽しく走行ができるのが魅力です。



天気が良い昼間なら富士山を望む景色に出会えます。また夕方ですと綺麗な夕日とともに走行できるかもしれません。

走行途中には所々駐車できるスペースがあります。比較的広い場所もあるため、景色を見るのも良いですが、私ハリーとしてはバリー君の写真を押さえておきたいところ。さっそく1人撮影会です(笑)


少し曇り空で残念ですが、その方がオリックスパールホワイトが映えるのでバリー君をカッコ良く撮れました。休憩がてら愛車を撮影するのは楽しいですね!

こんな風にカッコつけて撮ることも可能です(笑)

愛車と旅行する際には景色だけでなく、愛車もカッコよく撮りたいと思うのでオススメですよ!

寄り道をしながら目指すは仁科峠(にしなとうげ)です。ここでも富士山を望むことができるのですが.....訪れた日はあいにくに曇り空でした。天気が良いときにもう一度訪れたいですね。

美しい景色を見た後は、天城エリアへと進みます。この辺でランチ....となるとやはり気になるのが名産品。天城ではいくつか名産があるのですが、中でも「わさび」が有名で、ぜひとも食べたいところ。さっそく「あまご茶屋」にてランチを頂くことにしました。



まずは「わさび丼」。川で取れた地海苔にわさびを乗せ、醤油をかけていただくのですが、自分でわさび1本をすりおろし、乗せて食べるという通な食べ方ができます。ふだんわさびをすりおろすということがないので、わさび独特な香りとおろしたての風味をいただけるのは産地ならではですね。


また、わさびだけでなく、天城で養殖されている「あまご」と呼ばれる魚の漬け丼もいただきました。上に乗ってる"黄金いくら"はこのお店でしか味わえないそうですよ。

デザートもバニラアイスとわさびを混ぜて食べるわさびアイスをいただきました。わさびのツーンとした風味の後にバニラアイスの甘みとがマッチしてあっという間に完食してしまいました(笑)
ランチが済んだところで、続いては「浄蓮(じょうれん)の滝」へと移動します。ここは日本の滝百選に選ばれている滝であり、落差25mの迫力ある様子を見ることができます。


今の時期は新緑が美しくしいので写真を撮るにはうってつけの季節かもしれませんね。私ハリーも美しい新緑とマイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュです。
浄蓮の滝の近くにはコーヒーが飲めるお店や人気のパン屋さんなどもありますので、のんびりしたい方は立ち寄ると良いかもしれませんね。

さて、今回お世話になる宿「湯本館」へ移動します。こちらは冒頭にお伝えした日本文学でノーベル文学賞を受賞した川端康成が「伊豆の踊子」を執筆した宿としても有名です。そしてご主人の土屋さんはフォルクスワーゲン"パサートCC"オーナーでもあります。その様子は後編に詳しくお伝えします。
さて、今回のメインイベントである「天城ほたる祭り」の会場へと移動します。これは、6月4日〜26日まで開催されていて、地元の人々が丹精こめて育てた源氏蛍の姿を見ることができます。私ハリー、恥ずかしながらホタルをちゃんと見たことがないので今回とても楽しみでもありました!

19時30分から21時までがホタルが一番飛ぶ時間帯ということでさっそく会場へ。なお会場へ向かう際には各宿泊施設で提灯が用意されています。提灯を持って歩くことなど滅多にない機会がないので、粋な計らいに感激ですよね! ホタル鑑賞場所へ移動し、いざホタルが飛ぶのを待ちます。

いかがでしょうか。1時間ほど鑑賞しましたが、のべ20匹ほどのホタルが天城の渓谷で光を放っており、この梅雨時期にしか見ることが出来ない美しい風景に思わず息を呑んでしまいました。ホタルの光は独特な色合いで本当に綺麗ですね。なお、撮影したのは6月4日でこれからホタルが飛び始めるタイミングでしたので割と少なめだったようですが......。6月2週目以降はたくさんのホタルが飛ぶようなので、ホタルを見に行かれるならオススメです。なお、ほたる祭りでは携帯電話やカメラでの撮影は禁止となっています(写真は許可を得て撮影しました)。

帰り道も提灯で足元が照らされており、お祭りとともに粋な計らいと日本の良さを再確認できた気がしました。
これにて1日目は終了。後編は2日目のドライブレポートをお伝えします。しかもこの天城にはフォルクスワーゲンオーナーが何人かいらっしゃるので、みなさんに集まっていただきました。その様子も含めてレポートしますのでお楽しみに!

◎訪問した場所の紹介◎

◆西伊豆スカイライン・仁科峠(にしなとうげ)
無料区間にもかかわらず尾根づたいに走る伊豆半島を代表するスカイラインのひとつ。
住所:静岡県伊豆市湯ケ島
マップコード:248 669 400

◆あまご茶屋
あまごの専門家ならではの名産品のわさび料理からあまご料理を味わえる落ち着いた和空間です
住所:静岡県伊豆市市山540-1
電話番号:0558-85-2016
定休日:水曜日
webページ
Facebook
*イイね!でサービス有るそうです

◆浄蓮(じょうれん)の滝
住所:静岡県伊豆市湯ヶ島892-14
電話番号:0558-85-1125

◆天城ほたる祭り
2016年6月4日〜26日まで開催。ほたるが観れる時間は19:30〜頃がオススメだそうです。他にもイベントが開催されているので詳細はwebページを確認してくださいね。
webページ



◆湯本館
伊豆の踊子の舞台にもなった日本旅館。河畔の露天風呂もオススメです。そしてご主人をはじめみなさんの手厚いおもてなしのお陰で、ゆっくりと天城滞在を楽しめました。
住所:静岡県伊豆市湯ケ島1656-1
電話番号:0558-85-1028
webページ:http://www.yumotokan-izu.jp/

(Text & Photos by Harry)