「eゴルフ」とともに日本でも発表されたマイナーチェンジ版の「ゴルフGTE」。ゴルフ7.5GTEはどこが変わったのか、チェックしてみました!

エンジンルームを覗くと、以前よりも少し寂しい感じが......。よく見ると、VWマークが付いたエンジンカバーが省略されていました。まあ、あとから追加できそうですが(笑)


インテリアは、標準装着の純正ナビ「Discover Pro」がジェスチャー対応のタイプに。デジタルメーターの「Active Info Display」はオプション。ダイナミックコーナリングライト、ダイナミックライトアシスト、ダークテールランプ、LEDテールランプ(ダイナミックインジケーター付き)とともに「テクノロジーパッケージ」として用意されています。

細かいところでは、センターパネルがピアノブラックのデコラティブパネルになって、より上質な印象に。ステアリングホイールのデザインは変わってませんね。


シフトレバーまわりでは、「eサウンド(車両接近通報装置)」のオンオフスイッチが新たに追加になりました。

そして、E-MODEボタンを押したときの反応が変わりました。


以前は、E-MODEを押すと単にEVモードとハイブリッドの切り替えでした。一方、マイナーチェンジ後はEVモードだけでなく、3つあるハイブリッドモードの切替も可能になりました。以前は、車両のメニューを表示させないとハイブリッドモードの切替ができなかったので、このほうが便利ですね。


ハイブリッドモードが増えたのも新型の特徴です。以前は、「ハイブリッド」と「バッテリーチャージ」の2つでしたが、新型では「ハイブリッド」と「バッテリーチャージ」、そして、「バッテリーホールド」の3つに増えています。

3つのモードは、

・ハイブリッド......ガソリンエンジンに加えて、充電した電力を積極的に利用。
・バッテリーホールド......バッテリー残量を一定に保つようエンジンとモーターを制御
・バッテリーチャージ......ガソリンエンジンによりバッテリーを充電しながら走行

ですが、実は従来型の「ハイブリッド」は新型の「バッテリーホールド」にあたるもので、新型で新たに追加されたのは「ハイブリッド」ということになります。

ただ、実際に走って試していないので、本当に旧「ハイブリッド」が新「バッテリーホールド」にあたるものなのか、機会を見つけてチェックしたいと思います。


きっと走りも変わっているんだろうなぁ......。

(Text & Photos by S.Ubukata)