ブレーキや油脂類を交換したあとは、インテリアの気になる部分をマニアックに(!?)変えてみることにしました。

(取材協力:maniacs STADIUM

オリジナルを大切にしながらも、同じモデルの他のグレードや他のフォルクスワーゲン車に使われている純正パーツを取り入れると、より便利でスタイリッシュにキメることができます。今回はまさにそんなリフレッシュのレポートです。


まずはオーディオから。ゴルフ4といえば、レッド&ブルーのイルミネーションにMDプレーヤー! 当時は、CDからダビングしたMDを車内にごっそり持ち込んだものです。しかし、いまは手元にMDデッキもMDもありません......。


最新のナビやオーディオでもいいのですが、せっかくのブルーイルミネーションを楽しむために、CDプレーヤー「RCD200」をゲット。ポロ(9N後期)に採用されていたもので、2DINのスペースにぴったり。ちなみに、ゴルフ5などに採用されていた「RCD300」「RCD310」などはフェイスが長方形でないため、ここには収まりません。

なお、ゴルフ4にRCD200を装着するには、アンテナとオーディオの変換ハーネスがそれぞれ必要で、こちらはネットで入手しました。


そして、下が装着後の様子。CDもラジオも問題なく動作しました。RCD200のイルミネーションが常時点灯し、クルマの照度調整に対応しないなんてこともありますが、そのあたりは大目に見てください(笑)


室内のランプ類もリフレッシュ。多くがLEDに変えられていましたが、これをハロゲンタイプに戻すことに。たとえば、ドアのカーテシランプもハロゲンタイプに戻しました(写真左下)。一方、ルームランプは別のモデルのパーツを流用することに。


下の写真の左がR32のルームランプですが、代わりに右のパサートW8用を装着します。よく見ると中央部に丸いふたつの点がありますが、スモールランプをオンにすると、赤のスポットライトが灯るので、機能性とデザイン性の向上に役立つというわけです。


ただ、R32のハーネスはそのまま使えないので、専用のハーネスを用意し、さらにライトスイッチからスモールランプの電源を取る必要があります。


それができれば、このとおり、ちょっと上質なルームライトの完成です!


こちらもちょっと贅沢な(!?)カスタマイズです。エアベントを「ボーラ」用に変更しました。エアベントのフラップが開閉するタイプになるとともに、開閉ダイヤル部分にイルミネーションが灯ります。イルミネーション用の配線が必要になりますが、これで夜のドライブがさらに楽しくなりますね!


見えない部分ではこんなところも。最新モデルではあたりまえの「コンフォートウインカー」、すわなち、1回のレバー操作で3回ウインカーが点滅する機能を、純正パーツを追加することで実現します。こちらも専用の配線が必要ですが、あれば絶対に便利です。


最後に、センターコンソール横にあったETC本体を取り外し、新品をグローブボックスに設置してこの日の作業は完了です。残るは内装パネルのリフレッシュですが、こちらはまた後日ということで!

完成は近い!?
(Text by S.Ubukata)