(取材協力:maniacs STADIUM)
まずはご覧いただきたいのが下の写真。グラブボックスとその横のパネルです。横のパネルに指紋が残っているのがわかりますよね。グラブボックスの蓋も一見きれいですが、触るとベタついて気持ちが悪い......。
ゴルフ4を所有したことがある人なら「あっ、そうそう」とすぐにわかってくれると思いますが、ゴルフ4の内装パネルは当時としては美しく高級感があって良かったのですが、経年変化とともにベタつくのが弱点でした。このR32も例に漏れず、経年変化で内装がベタついていました。
そこで、新品の純正パーツを集められるだけ集めて、イッキに交換することにしたのです。
手配してくれたmaniacsのスタッフによれば、オリジナルのパーツとは品番が異なるものがあるとか。オリジナルと比べると表面が硬かったり、質感が異なっていたりと、ベタつき解消のために改良が加えられている跡が見えます。また、グラブボックスの内側を見ると、オリジナルが起毛処理されていたのに対し、交換部品はパネルむき出しに変わっているなど、コストダウンも図られているようです。
まずは、運転席側から。ステアリングコラムまわりとその下のパネル(写真左下)を交換します。
写真右下はヒューズボックスのカバーです。オリジナル(右下の左)にはヒューズボックスにアクセスするための扉があるのに、新しいパーツ(右下の右)では省かれています。これはちょっと残念......。
左下はステアリングコラムカバーの下半分です。ふだん見る機会はないと思いますが、傷だらけでした。上半分も同時に交換しますが、それにはエアバッグやステアリングホイールといった他のパーツの取り外しも多く、想像以上に大変でした。
一方、助手席側は、グラブボックスとその横のパネルが一体になっていて、これを交換するにはセンターコンソールを軽く外しておく必要がありました。
さらに、新品のパーツにはグラブボックスの蓋にキーシリンダーがなく、オリジナルから移植しなければなりません。キーシリンダーを取り外すのも大変ですし、バラバラになったキーシリンダーを組み立てるのも手間がかかります。
一方、右下の写真はETC用の配線を通すためにグラブボックスの裏側に穴をあけているところです。
下の写真は助手席側のドアハンドル。左下はオリジナルの裏半分でやはり少しベタついていたのが気になっていました。一方、表側は今回パーツが入手できませんでした。作業はドアの内張を外すことなく、案外簡単に交換できました。
下の写真が、交換後の助手席側です。写真で見るかぎりはあまり変わったように思えないでしょうが、手触りがすっきりし、オーナーの満足度はとても高いようです。
下の写真が、交換後の助手席側です。写真で見るかぎりはあまり変わったように思えないでしょうが、手触りがすっきりし、オーナーの満足度はとても高いようです。
ちなみに、足元には「m+ ORIGINAL FLOOR MAT」を装着し、見た目にもおしゃれな雰囲気に仕上がりました。
内装がほぼ仕上がったところで、ケーニッヒのレザーシートを「
そして気になっていたこの部分も。写真左下の左側が破損したアンテナベースシール。これを純正パーツに交換しようとすると、アンテナベースを取り外さなければならず、それなりに大変です。その点、「
そして、「ひとまず完成しました!」の図が下の写真です。実は、前後バンパーやホイールに少し目立つキズがあったので、他のリフレッシュと並行してパンバーの再塗装とホイールの補修を行っています。
内装がほぼ仕上がったところで、ケーニッヒのレザーシートを「
そして気になっていたこの部分も。写真左下の左側が破損したアンテナベースシール。これを純正パーツに交換しようとすると、アンテナベースを取り外さなければならず、それなりに大変です。その点、「
そして、「ひとまず完成しました!」の図が下の写真です。実は、前後バンパーやホイールに少し目立つキズがあったので、他のリフレッシュと並行してパンバーの再塗装とホイールの補修を行っています。
かなりきれいに仕上がっていて、オーナーである編集部Yさんも納得の様子です。
あとは、機会を見てワインディングロードに連れ出し、その実力を確かめてみようと思っています。
いまからR32とのドライブが楽しみです!
(Text by S.Ubukata)