「そういえば、コラードってどうなったの?」とご心配の皆さま、ご安心ください。

約1年ぶりに作業再開です(笑)

(取材協力:maniacsSTADIUM

言い訳するつもりはありませんが、決して作業をサボっていたわけではありません。実はボディの塗装の状態があまり良くなかったので、必要な部分のペイントをお願いしていました。

下の写真は再ペイント前のもので、ボンネット、フロントフェンダー、フロントバンパーは比較的良い状態でしたが......。


それ以外の部分は、レッドの塗装が見事に色褪せて、薄いピンクに(笑)


これではあんまりなので、フロント部分を除いて再ペイントを行ったというわけです。


その仕上がり具合はまた別の機会に紹介するとして、再ペイントから戻ってきたコラードのリフレッシュはまずは内装から! 作業はいつもの
なにしろ20年選手ですから、ドライバーが触れるパーツの消耗は激しく、たとえばステアリングホイールはレザーがツルツルの状態に。


左下の写真は新品(右)との比較です。もともとの質感が思い出せないほどの変わりように唖然としました。

ステアリングホイールを新品と交換したら、手に馴染むようになりました。なお、エアバッグは以前のものをそのまま使っています。


ステアリングホイールに負けないくらいヤレていたのが、シフトレバーまわり。パネル部分がめくれあがってボロボロです。


よく見るとシフトレバーも割れていて、20年の歳月を思い知らされます。


そこで、これらも新品に交換。パーキングブレーキのハンドルも新品に変えて、ドライバーが触れる部分はすべて新車並みに! これだけでも気持ちの良いドライブにつながります。
ルームミラーも汚れや褪色などが目立っていたことから、こちらも新品に交換。「慎重に作業しないとフロントガラスが割れちゃうんだよ」ということで、熊澤メカはいつになく真剣な表情です(笑)


ちなみに、古いフォルクスワーゲンの内装といえば、"天井落ち"は定番のトラブルです。

コラードも例外ではなく、天井そのものも汚れがひどいため、再ペイントを機に貼り替えました。下が貼り替え後の写真です。おかげで、見違えるほどきれいになりました。

残すは外装まわりのリフレッシュのみとなりました。そのレポートは次回お届けします。

(Text by S.Ubukata)