コラードのリフレッシュも大詰めを迎えました。今回はエクステリアの若返りを図ります。

(取材協力:maniacsSTADIUM

車齢21歳ともなると、さすがに外観にも"疲れ"が目立ってきます。ボディの再塗装をしただけに、プラスチックのパーツは色褪せやキズ、汚れなどが気になってしまいます。


そこで、可能なかぎり新品パーツを手に入れて、化粧直しをすることにしました。

まずはクルマの顔といえるラジエターグリルから。グリルに加えて、VWエンブレムを交換しました。


VR6のバッジは入手できなかったので、清掃して取り付けました。一番目立つ部分だけに、効果はてきめん! ラジエターグリルは常にきれいにしておきたいところですね。


グリル両側のヘッドライトは、レンズ自体に気になる汚れなどはありませんが、まわりのカバーはキズが目立ちます。さらに、カバーの裏側には20年間の汚れも(笑)


ついでにヘッドライトのバルブも交換。ハロゲンですが純正に比べると多少明るくなりそうです。


作業はヘッドライトを外し、まわりのカバーを交換したのちに、ヘッドライトを元に戻します。最近のヘッドライトユニットに比べると奥行きが短く、時代を感じさせられますね。


フロントウインドー下のカバーも白っぽくなっていて、それが意外に目立っていました。3つのパーツで構成されていますが、中央部のみ新品パーツが入手できず......左右のみの交換となりました。


フロントワイパーはブレードだけでなく、アームも交換しました。右下が新旧のアームで、比べてみるとずいぶんくたびれているのがわかるでしょう。


一方、リヤは、ワイパーアームが入手できなかったので、ブレードのみの交換としました。これで雨の日のドライブも安心です!
交換すると印象が変わるのがテールレンズ類です。ボディ側とテールゲート側のパーツをそれぞれ交換しました。


写真ではわかりにくいのですが、新旧を比べてると艶や輝き、色合いが微妙に異なっています。


ハイマウントストップランプも新品に。いまのようにLEDじゃないのが懐かしいというか、新鮮というか(笑)


コラードには電動格納式のリヤスポイラーが付いているので、その下にあるハイマウントストップランプを取り外すのは一苦労。ツライ作業も笑顔で対応する熊澤メカです(笑)


こちらは見えない部分ですが、テールゲートのストラットを交換。これで持ち上げにくかったテールゲートも簡単に上がるようになりました。


ルーフアンテナはベースのカバーがなくなっていました。内張をめくってアンテナベースを外し、カバーをつけて元に戻します。


さらに、ボディサイドのウインカーレンズやリヤのVWエンブレムも新品に交換しました。


そして作業が完了したのがこちらの写真です。見違えるほど若返ったコラードで、さっそく箱根を走ることにします!


続く......

(Text by S.Ubukata)