前回のコラム「石川遼君、アウディA5カブリオレのオーナーになる!」の写真、少し前まで去年の「フジサンケイクラシック」の写真でしたが、今年の写真と入れ替わりました!
優勝した遼くんにアウディ・ジャパンからA5カブリオレのキーが手渡されましたが、そこでキーを渡しているのがアウディ ジャパンの大喜多新社長です。
9月1日に社長に就任したばかりの大喜多社長。社長就任後、初めてとなる新型モデル「RS 5」と「S5 カブリオレ」の発表会が東京・原宿のアウディ フォーラム東京で開催されました。

ちなみに大喜多社長は、マツダ~BMWを経て、4年前にアウディへ入社。「マツダ時代、ドイツに出張したときアウトバーンを走ってみると、風切り音やボディ剛性の必要性を感じ、ドイツ車のいろいろな技術はアウトバーンで培われたものだと思った」と、自身の体験談を交えて語っていました。
そして現在、絶好調のアウディ。輸入車の中のプレミアムブランドの中でも昨年比+18%。1〜8月の販売が11,154台。このままのペースいくと、これまで最も台数の多かった1990年の16,691台を凌ぐ勢いだとか。

で、「RS 5」の話。4.2L V8 FSIエンジン。7速Sトロニック。新世代のクワトロ・・・。450馬力。燃費はボディ全体の軽量化とエネルギー回生システムなどを採用し、燃費は7.8km/L(10・15モード)。ゼロ発進の4.6秒後には100km/hに到達。そして何より嬉しいのは、'いかにも'な感じではない、美しいボディデザイン。このまま道路を走っていても優雅で、ハイパフォーマンスカーというギラギラさは全く感じられません。

そういえば最近、マツダ車のCMでは「家族のためのエコデザイン」というキャッチコピーのクルマがありますが、アウディ RS 5は「パフォーマンスをデザインする」といった感じ!?

ま、その分お値段も1,204万円!ですけどね...(笑)

(Text by Y.YOSHIDA)