ポロの「1.2L TSI」の前評判といったら、すこぶるいい!この1.2L TSIを待っていたという方も多いのではないでしょうか?いよいよ、日本上陸です!


たぶん、少し前に1.4Lのポロを購入した人は、1.2L TSIのことを知った上で購入したのであれば納得がいくかもしれませんが、知らなかったとしたら...相当ショックは大きそうですよ~。何しろ燃費は10・15モードで20km/L!!!これ、おそらく実燃費で高速走行なんかしたら23km/Lぐらいとかいっちゃいそうですよね。だいたい欧州車の場合は、カタログ数値より燃費がいいことが多いですし。しかも期待を裏切らず、きびきび走る!このガソリンエンジンの最先端ダウンサイジングはVWにとっても大いにアピールしたいところですね・・・。

・・・と思ったら、やっぱりたっぷりアピールしていました!(笑)
新型エンジン投入のプレス発表会にしては相当気合が入っていて、ドリザス社長のあいさつではじまり、ドイツ本国からエンジン開発責任者のDr.ヘルマン・ミッデンドルフ氏のプレゼンテーション、東海大学の林義正教授の講演、後者のお二人に加えてモータージャーナリストの大御所、山口京一氏、ボッシュの押澤専務を迎えて4名でのパネルディスカッションを行い、なんと2時間余りにも渡る長~いプレゼンテーション。がっつりお勉強会な感じでした。

ポロTSIコンフォートラインの価格は213万円。しかし去年から販売されている1.4コンフォートラインは203万円!排気量が違うのに、なぜか1.4Lのほうが10万円ほどお安いのです。ある意味お得!?
しか~し、1.2L TSIはエコカー減税&エコカー補助金対象車。最大38万円の購入補助金が出るとか。...そう考えると1.2L TSIのほうがかなりお得。しかし今後、日本で販売されるポロは1.2Lエンジンに統一され、1.4Lは在庫が無くなり次第終了となるそうです。ということはおそらく今後、値引きがありそうだし、ある意味1.4のほうがレア。1.4 コンフォートラインを購入して・・・後は、エコドライブするっていう手もありますよ~(笑)

(Text by Y.YOSHIDA)