2026年8月13日、Porscheはヨーロッパ市場で販売するBEVの「Macan」について、新モデルイヤーで標準装備を拡充するとともに、人気のオプションを組み合わせた新たな「Advanced Package」を設定すると発表した。運転支援機能や利便性を高める装備が標準化されるほか、Macan GTSとMacan Turboでは22kWのAC充電にも標準で対応する。

人気オプションをまとめた「Advanced Package」

新たに設定されるAdvanced Packageは、Macan、Macan 4、Macan 4Sが対象。ユーザーから人気の高いオプションをひとつのパッケージにまとめ、個別に選択するよりも割安な価格で提供する。

エクステリアには、パノラマルーフシステム、Matrix LEDヘッドライト、自動防眩ルームミラーおよびドアミラーを装備。さらに、「Shades」または「Contrasts」のカラーパレットからボディカラーを選択できる。

インテリアには14ウェイ電動調整式コンフォートシート、ブラックのレザーパッケージ、BOSEサラウンドサウンドシステムを採用する。

走りに関する装備も充実しており、Power Steering Plusに加え、レベリングシステムと車高調整機能を備えたアダプティブエアサスペンション、Porsche Active Suspension Management(PASM)が含まれる。

ドイツでのAdvanced Packageの価格は、MacanとMacan 4が5990.46ユーロ(約110万円)、Macan 4Sが5299.07ユーロ(約97万円、いずれも付加価値税込み)。モデルによっては、それぞれのオプションを個別に注文した場合に比べて最大45%割安になるという。

運転支援機能を標準装備

新モデルイヤーでは、Macanの標準装備そのものも拡充される。

アダプティブクルーズコントロールに加えて、「Automated Parking with 2D Surround View」が標準装備となる。このシステムは車両の間や障害物の前にある駐車スペースを自動的に検知。ウインカーの操作も自動で行い、縦列駐車や並列駐車のステアリング操作などを車両側が引き受ける。縦列駐車スペースからの出庫にも対応する。

さらに、スマートフォンを使って車外から駐車操作を行えるRemote Park Assistなど、より高度なパーキング機能もオプションとして用意される。

センターコンソールに設けられたスマートフォン用ワイヤレス充電スペースもアップデート。従来の最大15Wから最大25Wへと充電出力が引き上げられ、対応するスマートフォンをより短時間で充電できるようになる。

Macan GTSとMacan Turboは22kW AC充電が標準に

充電性能では、Macan GTSとMacan Turboの標準装備が強化される。

両モデルには22kWのオンボードチャージャーが標準装備され、対応する公共充電設備やウォールボックスを利用した場合、従来よりも短時間でAC充電を行うことが可能になる。

一方、Macan、Macan 4、Macan 4SのAC充電出力は標準で最大11kW。これら3モデルについても、22kWのオンボードチャージャーをオプションで選択できる。

DC急速充電については全Macan共通で、対応する急速充電器を利用した場合、最大270kWでの充電が可能だ。

今回の新モデルイヤーでは、パワートレインそのものの変更ではなく、日常的に利用する運転支援や充電、快適装備を中心にアップデートが図られた。とくにMacan GTSとMacan Turboの22kW AC充電標準化や、人気装備をまとめたAdvanced Packageの設定は、使い勝手や装備選びの面で注目したい変更点といえそうだ。

(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Porsche AG)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。