2026年8月8日〜9日、ポルシェ・カレラカップ・ジャパン(PCCJ)2026シリーズの第6戦、第7戦が、宮城県のスポーツランドSUGOで開催され、2025年ポルシェ・カレラカップ・ドイツのチャンピオンである#66 ロベルト・デ・ハーンが第6戦、第7戦ともにポールトゥウィンを果たし、SUGOラウンドを完全制覇。今シーズン出場した5戦すべてで勝利する圧倒的な強さを見せた。

第6戦:デ・ハーンが独走、木村は今季最高の2位

8月8日に行われた第6戦。午前中の公式予選では、#66 デ・ハーンがポールポジションを獲得。2番手には2024年PCCJチャンピオンの#60 伊東黎明、3番手には2025年PCCJチャンピオンの#78 木村偉織が並んだ。

曇り空のもと、16時10分にフォーメーションラップがスタート。決勝ではポールポジションの#66 デ・ハーンがトップで1コーナーへ飛び込む。一方、3番手スタートの#78 木村が好スタートを決めて#60 伊東をかわし、2番手へ浮上した。

さらに5番手スタートの#99 渡会太一も2ポジションアップして3番手へ。対照的に4番手スタートの#12 ラックラン・ブロクサムは出遅れ、順位を落とした。

トップに立った#66 デ・ハーンは序盤からハイペースで周回を重ねる。5周目には1分22秒549のファステストラップを記録し、この時点で2番手との差を4秒360まで拡大。その後も安定したペースを維持し、18周を走り終えた時点では2位との差を13秒753まで広げてチェッカーを受けた。

これで#66 デ・ハーンは、欠場した第4戦、第5戦を除き、開幕から出場した4レースすべてでポールトゥウィンを達成した。

「今日も2番手以下にギャップを築いて勝てたのは、素晴らしいカップカーを準備してくれたチームのお陰です。本当に感謝しています。明日も連勝を飾れるようにベストを尽くします」

その後方では、#78 木村、#99 渡会、#12 ブロクサム、#60 伊東による激しい2番手争いが展開された。4台はテール・トゥ・ノーズのまま周回を重ねたが、最後まで順位は変わらず、#78 木村が今シーズン最高位となる2位、#99 渡会が3位で表彰台を獲得した。

#78 木村は「SUGOは自分がよく知っているコースだったので、最後までポジションを守ることができたと思っています」とコメント。5番手から3位まで順位を上げた#99 渡会は、翌日の第7戦に向けてデ・ハーンとのバトルに意欲を見せた。

プロアマクラスは、#16 Hiroの追撃を最後まで抑えた#88 Tiger Wuが優勝。アマクラスでは最後尾スタートの#17 IKEDAが逆転優勝を飾った。

第7戦:デ・ハーンが5勝目、渡会がランキング首位を守る

翌8月9日に行われた第7戦のスターティンググリッドは、前日の予選におけるセカンドベストタイムで決定。#66 デ・ハーンが再びポールポジションを獲得し、#99 渡会が2番手からスタートした。

決勝では#66 デ・ハーンが好スタートを決め、オープニングラップから後続を引き離す。1周を終えた時点で早くも2番手の#99 渡会に2秒163の差をつけた。

その後方では激しいポジション争いが展開された。5番手スタートの#78 木村は、#12 ブロクサムと#60 伊東による3番手争いを見極めると、一瞬の隙を突いて一気に3番手へ浮上。1周目を終えた時点で、#66 デ・ハーン、#99 渡会、#78 木村、#12 ブロクサム、#60 伊東の順となった。

#66 デ・ハーンは2周目に1分22秒442のファステストラップを記録。その後も1分22秒台の安定したペースで走行を続け、18周を走り切ってトップチェッカー。2位の#99 渡会に5秒352の差をつけ、今シーズン5勝目を挙げた。

第1〜3戦、そしてSUGOの第6戦、第7戦と、#66 デ・ハーンは出場した5レースですべて優勝。しかもすべてポールトゥウィンという強さだ。

「今日の優勝でPCCJは勝率100%を継続できているので、とても嬉しいです。どうも僕は日本のサーキットと相性がいいようです。残りの4戦もポールトゥウィンを決められるように頑張ります」

2位には#99 渡会が入り、ポイントランキング首位の座をキープした。

3番手をめぐっては#78 木村と#12 ブロクサムがテールトゥノーズの攻防を展開。#78 木村が最後までポジションを守り、前日の2位に続いて3位表彰台を獲得した。

一方、#12 ブロクサムは#78 木村とのバトル中に複数回の走路外走行があったとして、決勝結果に5秒加算のタイムペナルティを受けて5位。これにより#60 伊東が4位となった。

第7戦終了時点のオーバーオールランキングは、#99 渡会が134点でトップ。5戦全勝の#66 デ・ハーンが112.5点で2位まで浮上し、#60 伊東が108点で3位につけている。2大会を欠場しながらも、デ・ハーンが首位の渡会との差を21.5点まで縮めており、残り4戦のタイトル争いから目が離せない。

プロアマクラスでは#88 Tiger Wuがポール・トゥ・ウィンを飾り、SUGOで2連勝。今シーズン5勝目を挙げ、132.5点でランキング首位を守った。2位の#16 Hiroは115点となっている。

アマクラスでは、最後尾スタートの#17 IKEDAが5周目の1コーナーで#27 SOUICHIROU MANOをオーバーテイク。そのままトップを守り切って6連勝を達成した。ランキングでも158.5点までポイントを伸ばし、2位の#29 Kiyominに50.5点差をつけている。

次戦は9月12日、13日に鈴鹿サーキットで開催される第8戦、第9戦。2026年シーズンは残り2大会4戦となり、オーバーオール、プロアマ、アマの各クラスでシリーズタイトル争いがいよいよ佳境を迎える。

(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Porsche Japan)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。