2026年5月16日〜17日、ポルシェ・カレラカップ・ジャパン(PCCJ)第2戦・第3戦が、岡山国際サーキットで開催された。週末を通して気温30℃を超える厳しいコンディションとなるなか、2025年ポルシェ・カレラカップ・ドイツ(PCCD)王者のロベルト・デ・ハーンが圧倒的な速さを披露。第2戦、第3戦ともにポールトゥウインを達成し、開幕から3連勝を飾った。

第2戦では、デ・ハーンが公式予選で1分28秒862のコースレコードをマークしポールポジションを獲得。決勝では好スタートを決め、序盤から後続との差を広げていく展開となった。2番手スタートの#78 木村偉織がスタート直後にストップしたことで、#99 渡会太一、#60 伊東黎明が追走する形となったが、デ・ハーンのペースは別格だった。10周目にはアマクラス車両を周回遅れにする速さを見せ、最終的には2位に7秒687差をつけてチェッカー。PCCD王者としての実力を改めて印象づけた。

レース後、デ・ハーンは「スタートを上手く決めることができ、その後は2番手とのギャップをうまくコントロールしながら、ポジションをキープすることができました」とコメント。2位の渡会は「レース後半のペースは遜色なかったので、第3戦ではトップを目指します」とリベンジを誓い、3位の伊東も翌日の改善に意欲を見せていた。

一方、プロアマクラスでは#16 Hiro、#77 浜崎大、#88 Tiger Wuによる激しい争いが展開された。トップチェッカーは#16 Hiroだったが、ジャンプスタートによる10秒加算ペナルティが科され、#88 Tiger Wuが繰り上がり優勝。開幕戦鈴鹿から2連勝を達成した。アマクラスでは#17 IKEDAが安定した走りで初優勝を記録している。

第3戦も、主役はデ・ハーンだった。気温31℃、路面温度43℃という暑さのなかで行われた決勝は、スタート直後から見応えあるバトルが繰り広げられる。2番手スタートの#78 木村が1コーナーでトップ争いを仕掛けたものの、デ・ハーンは冷静に抑え込み首位をキープ。その後は徐々にリードを拡大し、終盤には再び独走状態へ持ち込んだ。

その後方では、#60 伊東と#99 渡会による3位争いが白熱。両者はテール・トゥ・ノーズの接近戦を展開したが、11周目最終コーナーで渡会がスピンを喫し後退する。さらに2番手の木村も終盤にピットへ向かったことで、伊東が2位へ浮上。デ・ハーンはそのままトップチェッカーを受け、ポールポジション、優勝、ファステストラップを全戦で達成する完全な週末を締めくくった。

デ・ハーンは「PCCJで3戦3勝に加え、ここまですべてのレースでポールポジション、優勝、ファステストラップを達成できました」と喜びを語った。2位の伊東は「クルマの感触も良くなっているので、次の大会ではトップ争いをできるように頑張ります」とコメント。渡会も「今日は自分のミスで2位を逃してしまい情けないです」と悔しさをにじませた。

プロアマクラスは、前日のアクシデントで#77 浜崎が欠場したことで、#16 Hiroと#88 Tiger Wuの一騎打ちとなった。しかし、オープニングラップで#16 Hiroがスピンを喫し後退。これにより単独トップとなった#88 Tiger Wuが危なげなく走り切り、開幕3連勝を達成した。アマクラスでは#17 IKEDAが2連勝を記録し、ランキング争いでも存在感を高めている。

次戦となるPCCJ第4戦・第5戦は、7月18日〜19日に富士スピードウェイで開催予定。走り慣れたドライバーも多い富士で、デ・ハーンの連勝を止めるライバルが現れるのかにも注目が集まる。

(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Porsche Japan)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。