2026年5月4日、静岡県の富士スピードウェイにおいて2026 AUTOBACS SUPER GT Round 2「FUJI GT 3Hours RACE GW SPECIAL」が開催され、GT300クラスでは#666 seven × seven PORSCHE GT3R EVOが4位となり、惜しくも表彰台を逃した。
第2戦の富士には、FIA GT3などが集うGT300クラスには29台がエントリーし、フォルクスワーゲングループ傘下のブランドとしては、PORSCHE 911 GT3R EVOが1台、LAMBORGHINI HURACAN GT3 EVO2が2台参戦している。マシンとドライバーの顔ぶれは次のとおり。
- #87 OPEN HOUSE Lamborghini GT3……元嶋佑弥/松浦孝亮/川合孝汰
- #88 VENTENY Lamborghini GT3……小暮卓史/ダニール・クビアト/坂口夏月
- #666 seven × seven PORSCHE GT3R EVO……スヴェン・ミューラー/藤波清斗
#87 OPEN HOUSE Lamborghini GT3
#88 VENTENY Lamborghini GT3
#666 seven × seven PORSCHE GT3R EVO
公式予選
5月3日の午後、曇り空の富士スピードウェイではノックアウト方式の予選が行われた。最初に行われたQ1 A組では、#87 OPEN HOUSE Lamborghini GT3の川合選手が1分36秒420の8番手、Q1 B組では、#666 seven × seven PORSCHE GT3R EVOの藤波選手が1分35秒963の5番手、#88 VENTENY Lamborghini GT3の小暮選手が1分36秒330の8番手で、いずれもQ2進出を果たした。
直前に雨がぽつぽつと落ち始めたQ2では、#666 seven × seven PORSCHE GT3R EVOのミュラー選手が1分35秒407で8番手、#88 VENTENY Lamborghini GT3のクビアト選手が1分35秒895で13番手、#87 OPEN HOUSE Lamborghini GT3の元嶋選手が1分35秒955で14番手となった。
ポールポジションはGT300クラスでは#61 SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が、GT500クラスでは#14 ENEOS X PRIME GR Supra(福住仁嶺/大嶋和也)がそれぞれ獲得している。
#61 SUBARU BRZ R&D SPORT
#14 ENEOS X PRIME GR Supra
決勝
5月4日14時、前日からの雨が上がった富士スピードウェイでは決勝レースが行われた。
GT300クラスは、ポールポジションからスタートした#61 SUBARU BRZ R&D SPORTの山内選手がホールショットを決め、これを#31 apr LC500h GT小山美姫選手、#52 Green Brave GR Supra GTの野中誠太選手、#56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手がこれを追う。
ここからしばらく2番手の#31 apr LC500h GTの小山美姫選手がトップの#61 SUBARU BRZ R&D SPORTの山内選手を追う展開が続くが、25周目、#61 SUBARU BRZ R&D SPORTにアクシデント。左前のタイヤがバーストして、早々に優勝争いから離脱することになったのだ。
#61 SUBARU BRZ R&D SPORT
30周を過ぎたあたりから各車が1回目のピットストップを行い、#31 apr LC500h GTのチャーリー・ブルツ選手と#56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rの木村偉織選手が一時的にポジションを落とす一方、ピットストップを遅らせていた#52 Green Brave GR Supra GTが暫定トップに浮上する。ところが、GT500クラスの#37 Deloitte TOM'S GR Supraがストレート上でマシンを停めたことからFCYが導入される。FCY中にはピットインは許されないが、ガス欠を避けるために#52 Green Brave GR Supra GTがピットインを行ったため、のちに#52 Green Brave GR Supra GTには60秒のピットストップペナルティが科され、一気に優勝から遠のいてしまった。
2回目のピットストップを終えた終盤は、#56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rのオリベイラ選手がトップを快走し、これに#666 seven × seven PORSCHE GT3R EVOの藤波選手、#65 LEON PYRAMID AMGの蒲生尚弥選手、#31 apr LC500h GTの小高一斗が続く。ただ、#666 seven × seven PORSCHE GT3R EVOは序盤の接触に対して10秒のタイムペナルティが科されていて、後続に10秒以上の差をつけなければ順位が逆転してしまうという状況だ。
#56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
上位勢はこのままの順位でチェッカードフラッグを受けるが、2位フィニッシュの#666 seven × seven PORSCHE GT3R EVOは#65 LEON PYRAMID AMGだけでなく、#31 apr LC500h GTにも10秒以上のギャップを築くことができず、4位で終わることになった。
#56 リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R
Lamborghini勢は、#87 OPEN HOUSE Lamborghini GT3が12位でポイントを獲得する一方、#88 VENTENY Lamborghini GT3はタイヤバーストに見舞われるなどしてポジションを落とし24位でレースを終えている。
GT300クラス 決勝結果
| 順位 | No. | マシン | ドライバー |
|---|---|---|---|
| 1 | 56 | リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R | ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ/木村偉織 |
| 2 | 65 | LEON PYRAMID AMG | 蒲生尚弥/菅波冬悟/黒澤治樹 |
| 3 | 31 | apr LC500h GT | 小高一斗/小山美姫/チャーリー・ブルツ |
| 4 | 666 | seven × seven PORSCHE GT3R EVO | スヴェン・ミューラー/藤波清斗 |
| 12 | 87 | OPEN HOUSE Lamborghini GT3 | 元嶋佑弥/松浦孝亮/川合孝汰 |
| 24 | 88 | VENTENY Lamborghini GT3 | 小暮卓史/ダニール・クビアト/坂口夏月 |
GT500クラスは、ポールポジションからスタートした#14 ENEOS X PRIME GR Supra(福住仁嶺/大嶋和也)が中盤までトップを快走するが、2回目のピットストップ直後に、先にピットストップを終えた#36 au TOM’S GR Supra(坪井翔/山下健太)にオーバーテイクされ2番手にポジションダウン。#36 au TOM’S GR Supraはそのまま逃げ切り、開幕から2連勝を飾っている。
中盤までレースをリードした#14 ENEOS X PRIME GR Supra
終盤、トップに浮上した#36 au TOM’S GR Supra
GT500クラス 決勝結果
| 順位 | No. | マシン | ドライバー |
|---|---|---|---|
| 1 | 36 | au TOM'S GR Supra | 坪井 翔/山下健太 |
| 2 | 14 | ENEOS X PRIME GR Supra | 福住仁嶺/大嶋和也 |
| 3 | 23 | MOTUL Niterra Z | 千代勝正/高星明誠 |
(Text by Satoshi Ubukata / Photos by Satoshi Ubukata, GTA)