2026年3月10日、ポルシェジャパンは、新型「Cayenne S Electric」の予約受注を全国のポルシェ正規販売店で開始した。フル電動SUV「Cayenne Electric」シリーズのラインアップを拡充するモデルで、エントリーモデルと最上位の「Cayenne Turbo Electric」の間に位置する高性能仕様として設定される。
Cayenne S Electricは、フロントとリヤに永久磁石同期モーターを備える電動4WDシステムを採用し、システム出力は400kW(544PS)。ローンチコントロール作動時には最大490kW(666PS)を発生する。0-100km/h加速は3.8秒、最高速度は250km/hに達し、電動SUVながらポルシェらしい高いパフォーマンスを実現する。
バッテリーは113kWhの大容量。ドライブシステムの特徴として、リヤアクスルの電気モーターにダイレクトオイル冷却を採用する。これは通電部品から発生する熱を直接冷却する方式で、高い連続負荷性能と効率を両立する技術だ。さらにリヤアクスルのパルスインバーターにはシリコンカーバイド半導体を採用し、最大620Aの電流を処理できる設計となっている。
エクステリアでは、ボルケーノグレーメタリックの専用フロントおよびリヤエプロンを採用。ボディカラー仕上げのインサートやディフューザー、20インチのCayenne Sエアロホイールにより、スポーティな外観を強調する。さらに、これまでターボモデルに限定されていた装備の一部が選択可能となり、ポルシェトルクベクトリングプラス(PTV Plus)やポルシェアクティブライドサスペンションなどをオプションで設定する。
また、ポルシェセラミックコンポジットブレーキ(PCCB)やスポーツクロノパッケージも用意される。スポーツクロノに含まれる「プッシュ・トゥ・パス」機能を使用すると、最大90kW(122PS)の追加出力を10秒間発生し、瞬時に加速性能を高めることが可能だ。さらにトラックモードではバッテリーのプリコンディショニングを行い、サーキット走行時のパフォーマンスを最適化する。
カスタマイズ性の高さも特徴で、13色のエクステリアカラーに加え、多彩なインテリアパッケージやアクセントパッケージを用意する。ポルシェエクスクルーシブマニュファクチャーからは、新たな「インテリアスタイルパッケージ」も設定される。ブラックとデルガダグリーンのツートンレザーを中心とした内装に、イザバルグリーンのアルミニウムトリムやデコレーティブステッチを組み合わせ、特別感のある室内空間を演出する。
なお、「Cayenne S Electric」の希望小売価格は1676万円(税込)となっている。
(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Porsche Japan)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。