ポルシェジャパンとポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)委員会は2024年5⽉2⽇、ポルシェカレラカップジャパン2024シリーズ第2戦および第3戦 Mobil 1 Challengeの予選を、富士スピードウェイで同日に開催と発表した。

#66 BANKCY選手

*セッション開始時のコンディションは以下のとおり。
天候:曇り 路面:ドライ 気温:17度 路面:20度(セッション開始時)

PCCJ第2-3戦は5月2日の公式練習からスタートし、#60 伊東選手が1分40秒725のトップタイムをマーク。プロアマクラスのトップタイムは#9 武井選手で1分42秒023、アマクラスは2年振りのPCCJ参戦となる#66 BANKCY選手が1分42秒386のトップタイムを記録した。

30分間で行われるPCCJ公式予選は、公式練習から約2時間後の11時にスタート。4周目から本格的なタイムアタックが開始され、まずは#60 伊東選手が1分40秒468を記録してトップに。翌5周目には、ポルシェジャパンジュニアドライバーの#91 平安山良馬選手が1分40秒417をマークしてトップとなる。

ここで各車はピットへと向い、マシンのセッティング調整とタイヤ交換を行い、2回目のアタックに備える。残り10分を切ったところで各車とも最後のアタックを開始し、残り時間5分となったところで#7 山田遼選手が1分40秒343を記録するが、すぐに#60 伊東選手が1分40秒207で逆転し、開幕戦に続いてポールポジションを獲得。

#10 MOTOKI選手

「今日はセットがうまく決まらず、思ったようにタイムを伸ばすことができませんでしたが、ポールポジションを獲れてホッとしています。決勝は連勝を飾れるように頑張ります」と、#60 伊東選手は語る。

#60 伊藤黎明選手

0秒136差で2番手となった#7 山田選手は、「開幕戦よりも伊東選手との差は縮まっていると思うので、決勝はスタートを決めて前に出たいと思います」と、決勝での逆転を狙う。

#7 山田遼選手

3番手となった#91 平安山選手は、「最初のアタックはコースインのタイミングも良くタイムを出せたのですが、2回目はタイミングが悪かったですね。でも、マシンの調子はいいので決勝はスタートから勝負していきます」と語る。

#91 平安山良馬選手

プロアマクラスは、#9 武井選手(1分41秒320)と#10 MOTOKI選手(1分41秒355)がクラスコースレコードをマーク。ポールポジションは0秒035差で#9 武井選手が獲得し、「予選2回目のアタックはプロクラスのドライバーに着いていきタイムが伸びました。決勝はMOTOKI選手を抑えて優勝できれば嬉しいですね」と、決勝に照準をあわせる。

#9 武井真司選手

アマクラスのポールポジションをクラスコースレコード1分41秒876で獲得した#88 Tiger Wu選手は、「ニュータイヤでアタックした2回目に思った以上のタイムが出て、ポールポジションを獲得できたのは嬉しいです」と喜ぶ。

#88 Tiger Wu選手

予選中のセカンドベストタイムで決定した第3戦Mobil 1 Challengeの予選結果は第2戦と同じく、総合は#60 伊東選手、プロアマクラスは#9 武井選手、アマクラスは#88 Tiger Wu選手が、それぞれポールポジションを獲得した。

#77 浜崎大選手

第2戦の決勝レースは3⽇(金・祝日)16時35分スタート(15周もしくは30分間)、第3戦Mobil 1 Challengeは4⽇(土・祝日)9 時20分スタート(15周もしくは30分間)を予定する。なお、決勝レースは下記のポルシェジャパン公式Youtubeチャンネルでライブ配信される。

#31 OOKA選手

●第2戦ライブ配信URL(配信予定:5月3日 16時30分~)
https://www.youtube.com/watch?v=xdEv4SqKCew

●第3戦ライブ配信URL(配信予定:5月4日 9時15分~)
https://www.youtube.com/watch?v=xf5fil4sqec

(Text Toru Matsumura)