ポルシェジャパン株式会社は1月11日、一般財団法人東京マラソン財団と『東京マラソン2024』のオフィシャルパートナー契約を締結したことを発表した。なお、ポルシェジャパンが東京マラソンのオフィシャルパートナーとなるのは今回が初となる。

『東京マラソン2024』の先導車両や審判長車両としてポルシェのフル電動スポーツカーである「タイカン」が走行することになり、アスリートにとってもクリーンな電気自動車が、東京都庁のスタート地点から各名所を経由して、東京駅前・行幸通りのフィニッシュまでのコースをサポートすることとなる。

今大会においてはポルシェジャパンが推進する地域貢献、およびスポーツ振興に対する取り組みの一環として、運営を支援する車両提供に至った。

2007年に第1回大会が開催された東京マラソンは、2023年の第16回大会では38,423名が出走、日本人ランナーに限らず海外ランナーも数多く参加する。

今回初めてオフィシャルパートナーとなるポルシェジャパン社長のフィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ氏も「東京マラソン2024のオフィシャルパートナーに参画できますことを大変光栄に思います。真のスポーツカーブランドであるポルシェがこのフル電動のタイカンをオフィシャルカーとして東京マラソンに提供することは、私の夢が実現することにほかなりません。このマラソンイベントは国内外のランナーだけでなく、数多くの沿道やテレビの前のファンからも注目を集めます。参加するすべての皆様が、最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートします」と語る。

さらに「東京都のゼロエミッションビークル促進活動に賛同して、昨年10月に開催されたマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)並びに東京レガシーハーフマラソン2023へ初めてポルシェのタイカンを審判長車として無償提供したときの感動と反響は今でも忘れられません。私個人としてもこの東京マラソンにポルシェジャパンとして共に参加できることに多大な誇りを感じます」と述べている。

(Text Toru Matsumura)