ポルシェジャパンは、6月30日、急速充電器「ポルシェ ターボチャージングステーション」を、ヒルトン東京お台場地下駐車場内に7月1日(土)より開設すると発表した。

右:フィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ社長 左:加藤大輔総支配人

ポルシェジャパンは、虎ノ門ヒルズをはじめとする東京、名古屋、大阪の都市部に「ポルシェ ターボチャージングステーション」を展開しており、ABB社と共同開発した最大150kW級出力CHAdeMO規格の急速充電器を設置している。

今回、ヒルトン東京お台場に「ポルシェ ターボチャージングステーション」を開設することで、国内で10拠点18基の稼働となるという。

「ポルシェ ターボチャージングステーション」は、ポルシェオーナーだけでなく、2022年10月にサービスを開始したプレミアム チャージング アライアンス加盟のアウディ、フォルクスワーゲンのBEV(電気自動車)オーナーも24時間365日の利用が可能となっている。

ヒルトン東京お台場への開設は、同施設の環境活動への積極的な取り組みに共感し、ホテルを訪れるユーザーに向けて電気自動車という選択肢を増やしたいという強い想いから実現に至ったという。また、ヒルトンの企業責任戦略「トラベル・ウィズ・パーパス」のひとつとして“EV充電の設置”項目が含まれていることも重要なポイントであり、これは自動車から排出される二酸化炭素の削減と、お客様が望む持続可能な旅行の実現に繋がっているという。

ヒルトン東京お台場

ポルシェジャパン社長のフィリップ・フォン・ヴィッツェンドルフ氏は「日本では電動化の未来に向け公共充電ネットワークの整備が進められおり、ポルシェジャパンも全国のポルシェ正規販売店の協力のもと150kW級出力の急速充電器 ポルシェ ターボチャージングステーションの設置を積極的に進めています。都市部に位置するヒルトン東京お台場にオープンすることで、私たちはパートナーと共に急速充電インフラの拡大を先導します。この価値あるコラボレーションは環境問題に対する意識を高め、持続可能な旅行と快適なライフスタイルの実現に寄与します。お客様が電気自動車の運転を楽しみながら、充電時間の短縮、よりアクセスしやすい場所での充電による利便性の向上を体験していただきたく考えています」と述べている。

2023年7月1日時点で、急速充電器「ポルシェ ターボチャージングステーション」を都市部に10拠点18基、日本国内のポルシェセンターで同規格のポルシェターボチャージャーを52拠点48基設置・完了している。

さらに、ホテルや温泉施設、レストラン、ゴルフ場などのレジャー施設などで長時間滞在に適した普通充電器(8kW)設備として「ポルシェデスティネーションチャージングステーション」も独自に展開中で、日本国内で計96拠点191基を設置済みだ。

ヒルトン東京お台場 ポルシェ ターボチャージングステーション開設について

・住所:東京都港区台場1-9-1 ヒルトン東京お台場 地下駐車場内
・充電器数:ポルシェターボチャージャー2基
・利用時間: 24時間 365日(※施設点検日を除く)
・対象車種:ポルシェ、アウディ、フォルクスワーゲン 各電気自動車
・利用特典:ホテルご利用時、駐車料金が2時間無料
・URL:https://www.hiltonodaiba.jp/plans/facilities/6695
※ポルシェオーナー限定の特典となる
※ポルシェ ターボチャージングステーションご利用の旨をホテルのフロントに伝える必要あり

■ポルシェジャパンによる電気自動車の充電ネットワークについて
https://www.porsche.co.jp/sp/charging/

■プレミアム チャージング アライアンスについて
https://pcajp.com

(Text Toru Matsumura)