2022年1月12日、ポルシェAGは、2021年の販売台数が過去最高の301,915台を記録したと発表した。
この数字は、2020年の272,162台に対して11％増にあたる。最も販売台数が多かったモデルは、88,362台のMacanで、これに83,071台のCayenneが続いた。
フル電動スポーツカーのTaycanは前年の2倍を超える41,296台を記録。加えて、911が38,464台、Panameraが30,220台、718 Boxsterと718 Caymanが20,502台となった。
地域別では、最も販売台数が多い中国が8％増の95,671台で、それに続くアメリカが22％増の70,025台を数えた。
これに対し、ポルシェAGのセールスおよびマーケティング担当取締役のデトレフ・フォン・プラテン氏は、「半導体の不足と新型コロナのパンデミックによる混乱でもたらされた課題にもかかわらず、私たちはこれまで以上に多くのお客様がポルシェを所有するという夢を実現できるように、懸命に取り組んできました。需要は依然として高く、受注は非常に堅調で、世界中の全ての地域において勢いと自信に満ちた2022年を開始しています」とその好調ぶりをアピールしている。
(Text by Satoshi Ubukata)