……といっても、もちろんこのコロナ禍で海外どころか、日本国内の移動もままなりません。

海外ではロックダウンによって感染者数が減り、再開が進んでいる国や地域も増えてきているようですが、まだまだ移動の制限があります。そんな中、ドイツ・シュトゥットガルトにあるポルシェ ミュージアムが5月17日にデジタルライブツアーを生配信。現在はドイツ語、英語に加えて日本語を含む8つの言語によるガイドツアーが公開されています。

ポルシェ・ミュージアムの展示エリアは約5600m2で、常時約80台の車両が展示されています。その中から今回は、数台がピックアップされて紹介されていました。

スタートは1階。ここにはアトリエがあり、700台の車がレストアされているとか。実は私も2度ほど訪れていて、私の記憶では1階ではお食事もできたはず。そして2階が展示スペース。

ガイドツアーで最初に紹介されたのは1898年にフェルディナント・ポルシェが作った最初の車「P1」。しかも電気自動車。

続いて1900年、世界初のハイブリッド車「ローナーポルシェ」。

ポルシェ博士が最初に作った1938年のフォルクスワーゲン・タイプ1(ビートル)。

1948年に登場した初代「356スピードスター」。

1963年の初代「911」。

1970年代を代表するレースカー「917」や、2015年から3年連続ルマン24時間レースで優勝した「919ハイブリッド」などなど10台ほどの説明をしていました。

女性ガイドさんの日本語にはいまひとつ意味が分からない部分もありますが、それでも概要はわかるので、やっぱり日本語で聞けるのは助かります。

私は2011年と2013年、実際にポルシェ ミュージアムには行ったことがありますが、2013年に行ったときは、ちょうど「ポルシェ911 50周年記念展」が開催されていました。

初代356スピードスターは今年、茨城県・ひたちなかで行われたイベントでお借りして運転させてもらったし、2018年の「ラ・フェスタ ミッレミリア」にはポルシェのスポーツカーの誕生70周年を記念するイベント「70 Years of Porsche Sportscar」のイベントとしてポルシェ・ミュージアムが所蔵する「356 1500スピードスター」、「550Aスパイダー」、「356A 1600Sクーペ」、「356B 1600 Super 90 Coupe」の4台が来日して走行している姿を見ました。私がミュージアムに行ったときも、展示車がどこかに貸し出されていると、そこに「貸し出し中」のような札があるのを見たような……。

当時、スマホのカメラがいまぐらいの性能だったら動画もガンガン撮影したのに、当時は写真だけしか撮影しておらず、しかも、どのPCに入っているかわからないので、捜索が大変。発掘するのがほぼ困難。今後は写真をどんどん公開して、後で検索しやすくしよう!と思っています。

(Text by Yumi Yoshida)