2019年2月27日、ポルシェジャパンは2019年のポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)にシリーズ参戦する「ポルシェジャパンジュニアドライバー」として、笹原右京選手(22歳)を選出したと発表した。

1996年4月24日生まれの笹原選手は、2003年にカートレースでそのキャリアをスタート。国内外で好成績を収めたあと、2012年に渡欧。2013年からフォーミュラルノーに参戦し、2015年には2.0NECカテゴリーでシリーズ3位となった。

2016年からは再び拠点を日本に戻し、ホンダフォーミュラドリームプロジェクトのドライバーとして2017年にはFIA F4でシリーズ2位、2018年は全日本F3選手権でシリーズ3位の成績を収めた注目の若手ドライバーなのだ。

ポルシェジャパンジュニアに選ばれた笹原選手は「まずは今シーズンのPCCJチャンピオン獲得を目指します。そしてポルシェモータースポーツのオーディションを勝ち抜いて、ドイツでのポルシェジュニアドライバーになり、最終目標は日本人初のポルシェワークスドライバーに選抜されることです。この道を切り開いていくための努力は惜しまないつもりですので、応援をよろしくお願いします」とコメントしている。

2019年4月13日、14日、岡山国際サーキットで開催される開幕戦で、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか、いまから楽しみだ。

(Text by Satoshi Ubukata)