ポルシェでも長期テストを開始しました。といっても現行モデルではなく、クラシックな1977年モデルの「911 カレラ 3.0 タルガ」です。

8speed.netでは2018年11月のリニューアルに先がけて、少しずつポルシェの話題を採り上げてきました。クラシックポルシェの「912」もそのひとつです。

その912オーナーのYが「ふだん乗りできるクラシックポルシェがほしい」と思っていたところ、たまたま友人が手放すというので譲り受けたのが、912同様、現代の911に比べてコンパクトなボディを持つ1977年の911 カレラ 3.0 タルガでした。

タルガならではのサイドビューと、パワフルな水平対向6気筒エンジン、そして、912よりも約10歳若いぶん(!?)、いろいろな部分で不安が解消されているのが、購入の決め手になったそうです。

リヤに搭載されるのは、2994ccの空冷水平対向6気筒エンジン。最高出力200ps、最大トルク255Nmを発揮します。

室内を覗くと、なんと右ハンドル! かなり珍しい仕様だそうです。

前オーナーがメインテナンスをきっちり行っていたということで、さほど不安なく乗れる状態ですが、まずは一度、車両の状態をチェックすべく、ポルシェ クラシックパートナーの「ポルシェ センター青山 世田谷認定中古車センター」に入庫したいと考えています。

クラシックポルシェ第2弾がどんな展開になるのか、どうぞお楽しみに!

(Text by Satoshi Ubukata)