2026年9月13日、マドリードのMadringでF1第16戦スペインGPの決勝が行われ、Audi Revolut F1 Teamのニコ・ヒュルケンベルグが10位に入り、1ポイントを獲得した。ガブリエル・ボルトレートは13位でレースを終えた。
2026年に初開催となったMadringでのスペインGPは、オーバーテイクが難しい展開となった。そのなかでAudi Revolut F1 Teamは、異なるタイヤ戦略とピット作業を生かしてポイント獲得につなげた。
27号車のヒュルケンベルグは新品のソフトタイヤでスタート。序盤にバーチャルセーフティカー(VSC)が導入されると、14周目に新品のハードタイヤへ交換した。
このピットストップでは、ピットイン前に前を走っていたエステバン・オコンを逆転。コース上でのオーバーテイクが難しいなか、ピットクルーの素早い作業によってポジションを上げることに成功した。その後はハードタイヤをマネージメントしながら57周のレースを走り切り、10位でチェッカー。今季のチームに貴重な1ポイントを加えた。
ヒュルケンベルグは「今日は僕たちが持っているものを最大限に引き出せたと思う。ソフトでスタートしたから、序盤のVSCはピットに入るにはちょうどいいタイミングだった。ピットクルーも素晴らしい仕事をしてくれて、オコンの前に出ることができた。あれがたぶん、今日のレースで一番大きなポイントだったね。そのあとはタイヤをうまくマネージメントすることに集中した。みんな似たようなペースだったし、オーバーテイクもかなり難しかったから、それ以上順位を上げるチャンスはあまりなかったよ」と振り返った。
一方、5号車のボルトレートはヒュルケンベルグとは対照的に、新品のハードタイヤでスタート。タイヤ交換を遅らせ、レース後半のセーフティカーやVSC、赤旗などによって戦略上のメリットを得ることを狙った。
しかし、その後はレース展開を大きく変えるようなアクシデントは発生せず、47周目に新品のソフトタイヤへ交換。13位でフィニッシュした。
ボルトレートは「今日はVSCのタイミングが僕たちにとってはちょっと不運だったね。それでプランがほとんど崩れてしまったし、そのあとは最後まで何も起きなかった。オーバーテイクのチャンスもほとんどなかったから、あれ以上できることはあまりなかったと思う。週末全体としてはいろいろ学ぶことができた。最高の週末ではなかったけど、全部が悪かったわけじゃないし、ここで走るのはかなり楽しかったよ。予選でもまたQ3まであと少しだったし、それがだいたい今週末の僕たちのペースだったと思う」と振り返った。
レースは、メルセデスのキミ・アントネッリが優勝した。
レーシングディレクターのアラン・マクニッシュは、ヒュルケンベルグとボルトレートに異なる戦略を採用したことについて「今日はまさにチームとして戦った」とコメント。とくにヒュルケンベルグがオコンの前に出たピットストップを高く評価し、「今日の1ポイントはピットのチームがもたらしたものと言わなければならない」と述べている。
スペインGPでの1ポイント獲得により、Audi Revolut F1 Teamの今季獲得ポイントは17に増加。コンストラクターズランキング7位のHaasとの差は4ポイントとなった。
次戦はアゼルバイジャンGP。Audi Revolut F1 Teamはバクーでさらなるポイント獲得を目指す。
(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Audi Revolut F1 Team)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。