2026年6月28日、F1第8戦オーストリアGP決勝がレッドブル・リンクで行われ、Audi Revolut F1 Teamはガブリエル・ボルトレートが11位、ニコ・ヒュルケンベルグが12位でフィニッシュした。惜しくもポイント獲得はならなかったものの、チームは週末を通じてマシンの戦闘力向上を示し、“今季6番手のチーム”といえるパフォーマンスを披露した。
真夏の日差しが照りつけるレッドブル・リンクで開催された2026年F1第11戦オーストリアGP。Audi Revolut F1 Teamは、厳しい戦いが予想されていたサーキットで、着実なレース運びを見せた。
決勝では、#5 ガブリエル・ボルトレートがソフトタイヤでスタートし、17周目にミディアム、44周目にハードへ交換する2ストップ作戦を採用。一方、#27 ニコ・ヒュルケンベルグはミディアムタイヤでスタートし、21周目にミディアム、45周目にハードへ交換する戦略でレースを進めた。最終的にボルトレートは11位、ヒュルケンベルグは12位でチェッカーを受け、あと一歩で入賞という結果となった。
優勝はメルセデスのジョージ・ラッセル。
レース後、レースディレクターのアラン・マクニッシュは、「チームとして重要な前進となる週末だった」と総括する。
「予選、決勝ともにマシンの性能を最大限に引き出すことができました。ドライバー、エンジニア、メカニックがそれぞれの役割をしっかり果たし、ピットストップを含めオペレーション面でも理想どおりの週末でした」と評価した。
一方で、予選ではレーシングブルズ勢に及ばず、決勝でもその差を縮められなかったことを課題として挙げながらも、「オーストリアで積み重ねた進歩は、今後につながる確かな一歩です。次戦シルバーストンでも、この勢いを継続したい」と前向きに語っている。
ヒュルケンベルグは、序盤のスティントを長めに取る戦略を採ったものの、周回遅れの処理などで思うような展開にならなかったことを振り返った。
「あとから考えれば、もう少し早くピットインしていれば違った展開になったかもしれません。ただ、レースペース自体は良く、周囲のライバルと互角、あるいはそれ以上の速さを見せられたのは収穫です。予選順位がもう少し前なら結果も違っていたでしょう。シルバーストンは好きなサーキットなので、より良い結果を目指したいです」とコメントした。
ボルトレートも、「今日はできる限りのことはできました」とレースを振り返る。
「アルピーヌをオーバーテイクすることができましたし、レースペースも悪くありませんでした。ただ、今週末はレーシングブルズのほうが速く、ポイント争いに加わることはできませんでした。予選でも決勝でも持っている力を出し切ることができましたし、新しいパッケージも期待どおりに機能しています。あとは前を走るチームとの差を少しずつ縮めていくだけです」と、今後の巻き返しに意欲を見せた。
また、この日はAudi Development Programmeに所属するフレディ・スレーターがFIA F3フィーチャーレースで3位表彰台を獲得。終盤まで優勝争いを演じ、ランキング争いでも上位を維持している。Audi陣営は若手育成の面でも明るい話題を持ち帰る週末となった。
F1はこの後、モータースポーツ発祥の地として知られるシルバーストン・サーキットへ舞台を移す。Audi Revolut F1 Teamは、オーストリアで示した進化を足がかりに、ポイント獲得へ挑む。
(Text by 8speed.net Editorial Team / Photos by Audi Revolut F1 Team)
※本記事はプレスリリースをもとに、一部AIツールを活用して作成。編集部が専門知識をもとに加筆・修正を行い、最終的に内容を確認したうえで掲載しています。